Fiery Command WorkStation

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サーバープリセット

サーバープリセットは、すべてのユーザーが使用できる一貫した印刷オプションのセットを提供します。ユーザーはローカルプリセットを自身のコンピュータに保存できますが、サーバープリセットの保存、編集、公開、削除ができるのはシステム管理者のみです。

サーバープリセットには次の場所からアクセスできます。

  • Command WorkStation:デバイスセンターで、ワークフロー > ジョブプリセットを選択します。

  • Command WorkStationジョブのプロパティ:ジョブセンタープロパティツールバーアイコンをクリックし、プリセットリストから選択します

  • Fiery Hot Folders:『Fiery Hot Folders ヘルプ』を参照してください。

  • 仮想プリンター:仮想プリンターを参照してください。

  • プリンタードライバー(WindowsおよびmacOS用)

システム管理者は、サーバープリセットに基づいてFiery Hot Foldersおよび仮想プリンターを作成できます。サーバープリセットを編集すると、ホットフォルダーおよび仮想プリンターの設定も変更されます。

アーカイブ済みジョブとサーバープリセット

アーカイブ済みジョブは、ジョブ情報とプリセット名を保持します。アーカイブ済みジョブを作成したときと同じFieryサーバーに復元した場合、サーバープリセットは処理中や印刷中などのジョブセンターのキューのプリセット列のヘッダに表示されます。

編集されたプリセットの追跡

サーバープリセットが、待機ジョブ、印刷済みジョブ、またはアーカイブ済みジョブに適用された後で変更された場合、プリセット名にアスタリスク(*)が付きます。アスタリスクは、ジョブの送信後にシステム管理者によってプリセットが編集されたことを示します。最新の設定を使用するには、プリセットをジョブに再適用します。

ジョブセンターのキューのいずれか(印刷中、処理中、待機、印刷済みまたはアーカイブ済み)にプリセット列見出しが追加された場合、アスタリスクとジョブ名はプリセット列に表示されます。

デフォルトサーバープリセット

Fieryサーバーワークフローを簡単にお使いいただくために、一般的な設定が行われている 5つのデフォルトサーバープリセットが含まれています。デフォルトサーバープリセットは、出荷時に設定されています。デフォルトサーバープリセットは、サーバーでサポートされている場合のみ、FieryシステムソフトウェアFS200/200 Pro以降を搭載しているFieryサーバーで使用できます。

Fieryサーバーの初回起動時に、Fieryサーバーのデフォルト用紙サイズと言語設定に基づいて関連するデフォルトプリセットが表示されます。

デフォルトサーバープリセットには、以下のものがあります。

  • 2-up_横
  • グレースケール-両面
  • ステープル-両面
  • 大判製本
  • 小判製本
メモ: ユーザー定義プリセットには、変更されなかった設定を含め、ジョブのプロパティウィンドウにあるすべての設定が含まれます。これとは対照的に、デフォルトサーバープリセットには、前の設定のみが含まれます。それ以外の設定は、ジョブまたはサーバーのデフォルトから継承されます。

デフォルトサーバープリセットは、Command WorkStationで編集できます(デバイスセンターで、ワークフロー > ジョブプリセットを選択します)。デフォルトサーバープリセットを編集すると、そのプリセットはデフォルトプリセットではなくなり、ローカルプリセットになります。

以下の制限や制約が、デフォルトサーバープリセットに適用されます。
  • 用紙種類の混合設定が行われたジョブにデフォルトサーバープリセットを適用すると、用紙種類の混合設定は保持されません。
  • ブックレット用のデフォルトサーバープリセットでは、レイアウトタブに表紙設定が表示されません。別の表紙を追加するには、標準をクリックし、ブックレットを再度クリックします。表紙の設定が表示されます。
  • バリアブルデータ印刷ジョブは、ジョブのプロパティの製本メーカー設定とギャングアップ設定をサポートしていないため、デフォルトサーバープリセットの使用時はこれらの設定が無視されます。
    メモ: VDPジョブを使用してブックレットまたはギャングアップジョブを作成するには、Fiery Imposeを使用します。
  • デフォルトサーバープリセットをPaper Catalog対応プリンターまたはメディアカタログ対応プリンターで使用する場合は、プリセットを編集して用紙カタログエントリまたはメディアカタログエントリを割り当ててから使用してください。