コントロールバー
Fiery serverでコントロールバー機能がサポートされている場合は、ユーザーが定義した場所で、静的なカラーバーや動的なジョブ情報を含むコントロールバーを各印刷済みページに追加できます。
この機能は、ジョブのカラー精度の校正やチェックに役立ちます。コントロールバーは、Fiery Color Profiler Suiteなどの分析ツールと併用して、カラー品質評価に使用できます。
コントロールバーはジョブごとに有効にでき、またサーバーのデフォルト設定としてすべてのジョブでコントロールバーを印刷する設定も可能です。
コントロールバーは編集することも、新規に作成することもできます。コントロールバーはジョブの一部ではないため、コントロールバー付きで印刷したジョブを、コントロールバーの定義を変更した後に印刷すると、異なる印刷結果を得ることができます。
コントロールバーは、PostScriptジョブとPDFジョブでサポートされています。
使用できるコントロールバー機能は、Fiery server上で動作するソフトウェアのバージョンによって異なります。
- FieryシステムソフトウェアがFS150/150 Proの場合は、ページサイズごとにカスタムコントロールバーを作成できます。ジョブの機能は、コントロールバー印刷オプションで設定します。また、適用されるコントロールバーはジョブのページサイズによって決まります。ジョブのページサイズに対応するコントロールバーが存在しない場合は、工場出荷時に提供されたコントロールバー(デフォルトと呼ばれる)が使用されます。
- FieryシステムソフトウェアがFS200/200 Pro以降の場合は標準のコントロールバー(Fieryと呼ばれる)と任意のカスタムコントロールバー(独自に作成したもの)を任意のページサイズに適用できます。コントロールバー印刷オプションを使用すると、ジョブに使用するコントロールバーを選択できます。また、コントロールバーの定義を編集する場合、指定のページサイズでコントロールバーがどう表示されるかプレビュー表示することができます。