Fiery Command WorkStation

Fiery XF 8.0

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カット輪郭

Command WorkStationは既知のスポットカラーで作成した業界標準のカット輪郭を抽出および処理できます。既知のスポットカラーとしては、大手スポットカラーメーカーが提供するスポットカラー、またはCommand WorkStationで定義済みのスポットカラーがあります。

Command WorkStationでは、グラフィックプログラムの個別のレイヤーで作成されたカット輪郭を処理できます。グラフィックプログラムでは、1つまたは複数のカット輪郭を1つのレイヤーに保存できます。ただし、Command WorkStationでは、他の情報も含むレイヤーからカット輪郭を抽出することはできません。

メモ:

ジョブ内の複数の透明度により、処理速度が遅くなる場合があります。この問題を避けるために、全ての透明度レベルを均一とすることをお勧めします。Illustratorで、オブジェクト > 透明部分を分割統合 をクリックし、「すべての線をアウトラインに変換」チェックボックスをオフにします。

Command WorkStation は、次の業界標準のカット輪郭をサポートしています。

  • レジマーク

  • 折り目

  • 半抜き

  • レーザーカット

  • ペンプロット

  • ルーターカット

  • 縦スジ

  • ContourCut

  • CutContour

  • ダイライン

その他のカット輪郭は、必要に応じていつでも追加できます。

Command WorkStationはすべてのカット輪郭を別々に処理する必要があります。In-RIPセパレーション機能により、カット輪郭を事前の分版ファイルまたはin-RIP情報分版ファイルとしてエクスポートできます。Command WorkStationでカット輪郭を検出できない場合、コンポジットジョブのスポットカラーであるかのように、レイヤーを処理します。