Fiery Command WorkStation

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グループを作成する(FS150/150Pro)

グループを作成する際には、グループの権限を定義します。グループ作成時に新規または既存ユーザーを追加することも、ユーザーを追加せずにグループを作成して後でユーザーを追加することもできます。

重要: FS150/150以降のソフトウェアを備えたFieryサーバーに接続している場合は、この手順に従ってください。どちらのバージョンのConfigureを使用しているかがわからない場合は、使用しているConfigureのバージョンを参照してください。FS100/100Proを使用している場合の手順もご覧いただけます。

組織のグローバルアドレスリストからユーザーを追加するには、まずFieryサーバー上でLDAPサービスを有効にする必要があります。

  1. Configureの「セキュリティ」 > 「印刷権限」で、「印刷許可」「認可済みユーザー」に設定します。
    • 「全ユーザー」が選択されている場合は、だれでもFieryサーバーに対して印刷を実行できます。その人物がユーザーとして定義されているか、グループにユーザーが追加されているか、そのグループに権限が割り当てられているかは関係ありません。

    • 「認可済みユーザー」が選択されている場合は、印刷権限が有効になっているグループに属するユーザーだけが印刷を実行できます。また、「ゲスト」グループに印刷権限を設定しない限り、「ゲスト」グループのユーザーは印刷できません。デフォルトでは、「ゲスト」グループに印刷権限はありません。

    メモ: プリントデバイスでもユーザー認証手法が提供されている場合、プリントデバイスとFieryサーバーで同時には認証方法を使用できない可能性があります。
  2. 「ユーザーアカウント」「グループ追加」をクリックします。

    現在のグループの一覧が表示されます。この中にはいくつかのデフォルトグループも含まれます。

  3. 「グループ追加」ダイアログボックスで、グループ名と説明を入力し、そのグループの権限を選択します。
  4. 適切な権限を選択します。
    メモ: 以下の権限は、一部のFieryサーバーではサポートされていない可能性があります。
    • キャリブレーション - このグループのメンバーはFieryサーバーのキャリブレーションを実行できます。「システム管理者」および「オペレーター」グループのみがこの権限を利用できます。

    • サーバープリセット作成 - このグループのメンバーは、ユーザーがジョブに対して選択できるプリントオプションのセットを保存できます。

    • Fieryメールボックス - このグループのメンバーは、各自メールボックスを持つことができます。

    • ワークフロー管理 - サーバープリセットや仮想プリンターを作成、編集、および削除できます。

    • 白黒で印刷 - このメンバーは白黒印刷のみに限定されます。

    • カラーおよび白黒で印刷 - このメンバーはカラーとグレースケールで印刷できます。

    メモ: 「印刷許可」「認可済みユーザー」に設定している場合、Hot FoldersからFieryサーバーへのジョブも認証なしに許可されます。
  5. 次のいずれかの操作を行います。
    • ユーザーを追加せずにグループを作成するには、「保存」をクリックします。

    • グループにユーザーを追加するには、「ユーザー保存および追加」をクリックします。

    「ユーザー保存および追加」を選択した場合、「ユーザー指定」ダイアログボックスが表示されます。
  6. 「ユーザー指定」ダイアログボックスでは、Fiery連絡先リストまたはグローバル連絡先リストのいずれかに対してユーザーの追加または削除を行います。
    • Fiery連絡先リスト - 作成済みのユーザーが含まれています。
    • グローバルアドレスリスト - LDAPを設定して有効にする必要があります。所属組織の企業データベースにある名前が含まれています。

    Configureで作成され、LDAP経由で企業サーバーから取得したドメイングループを共有するグループは、動的に更新されます。これが便利なのは、FieryサーバーがLDAPドメイングループ内の変更内容(グループメンバーの追加など)の検証とFiery serverグループの更新を自動的に行ってくれるためです。

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