バリアブルデータ印刷ジョブの一般的要素
通常、バリアブルデータ印刷ジョブには、コンテンツ、データベース、ビジネスルール、レイアウト、VDPアプリケーションおよび印刷デバイスが含まれます。
次の表は主なコンポーネントを説明しています。
バリアブルデータコンポーネント | 説明 |
---|---|
コンテンツ | 書類のさまざまな場所に配置されたテキスト、イメージまたは写真を含む。Adobe PhotoshopやMicrosoft Wordなど、さまざまなアプリケーションを使用した固定コンテンツやバリアブルコンテンツの作成が可能。 |
データベース | 印刷書類に含まれるすべての可変、バリアブル要素を含む。データはレコードと各レコードのフィールド(カテゴリ)に含まれる。 |
ビジネスルール | 使用するバリアブルコンテンツおよび書類内でのコンテンツの配置場所を指定。 |
レイアウト | DTPソフトやワープロソフトで行う書類のデザインやページレイアウトを含む。(レイアウトには、バリアブルテキストやイメージを配置する場所が指定されている必要があります。) |
VDPアプリケーション | マスター要素とバリアブル情報を組み合わせて印刷出力用データを作成。(FreeFormでは専用のVDPアプリケーションを必要としません。) |
印刷デバイス | デジタルファイルをハードコピー書類に変換。バリアブルデータ印刷をサポートしているプリンター、複写機、デジタル印刷機など。 |
次の図はバリアブルデータ印刷のコンポーネントを示しています。
1 | レイアウト |
2 | データベース |
3 | ビジネスルール |
4 | コンテンツ |
5 | バリアブルデータアプリケーション |
6 | 印刷デバイス |