ジョブオプションを設定する
印刷済みキューを使用可能にするなど、すべてのジョブに影響するジョブオプションを設定できます。
- Configureで、「サーバー」 > 「ジョブ」を選択します。
- 「印刷済みキューを使用する」を選択またはクリアします。
メモ: ただし、FS150/150Proを備えたFieryサーバーに接続している場合は、この設定が「ジョブ管理」 > 「印刷済みキュー」にあります。「印刷済みジョブを保存」を選択します。
このオプションを選択すると、ジョブをFieryサーバーに再送信せずに、印刷済みキューから再印刷できます。このオプションを選択しないと、ジョブは印刷後、Fieryサーバーのハードディスクから削除されます。
- 「印刷済みキューに保存するジョブ数」フィールドに、印刷済みキューに保存するジョブの数を入力します。
メモ: このオプションは、印刷済みキューを有効にしている場合のみ使用できます。ジョブを印刷済みキューに保存すると、それだけFieryサーバーのハードディスクの空き容量が消費されることに注意してください。
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Fieryサーバーの起動または再起動時にスタートページを印刷するには、「スタートページを印刷する」を選択します。
メモ: FS150/150Proを備えたFieryサーバーに接続している場合は、この設定が「Fiery Server」にあります。「スタートページを印刷する」チェックボックスを選択します。
スタートページには、Fieryサーバー、現在日時、インストールされているメモリの量、有効になっているネットワークプロトコル、および公開されているプリント接続が示されます。
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ジョブの処理中にCommand WorkStationにプレビューサムネイルを表示するには、「処理中にプレビュー」を選択します。
メモ: FS150/150Proを備えたFieryサーバーに接続している場合は、この設定が「ジョブ管理」にあります。「処理中にプレビュー」チェックボックスを選択します。
このオプションを選択していない場合、ユーザーはジョブの処理後待機によってプレビューを確認できます。Imposeを使用している場合は、未処理で待機中のジョブであってもプレビューできます。
メモ: このオプションを選択すると、Fieryサーバーの処理時間が長くなる場合があります。 -
スプールする前に大型PSまたはPCLジョブの処理(RIP)を開始するようにFieryサーバーを設定するには、「受信中にRIPを使用可能にする」を選択します。
メモ: FS150/150Proを備えたFieryサーバーに接続している場合は、この設定が「ジョブ管理」にあります。「受信中にRIPを使用可能にする」チェックボックスを選択します。
このオプションを有効にする前に、以下の制限があることを確認してください。
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PDFおよびVDPジョブは、スプールを完了してから印刷する必要があるため、これらのジョブでは「受信中にRIPを使用可能にする」はサポートされません。
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「受信中にRIPを使用可能にする」を使用すると、一部のジョブが、ネットワーク経由で受信した順序とは異なる順序で印刷される場合があります。「先入れ、先出し(FIFO)」ワークフローでジョブを順番に印刷する必要がある場合は、送信順印刷を有効にします。
メモ: FS150/150Proを備えたFieryサーバーに接続している場合は、「ジョブ送信」 > 「送信順印刷」で送信順印刷を有効にします。 -
ネットワーク環境や、Fieryサーバーにジョブを送信するクライアントコンピューターの処理速度によっては、「受信中にRIPを使用可能にする」を有効にすると、Fieryサーバーのリソースが長時間独占されて、「受信中にRIPを使用可能にする」ジョブのスプール中に小規模ジョブや高速ジョブを「先にスキップして」処理できないことがあります。
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印刷後、Fieryサーバーからジョブを安全に消去するには、以下の操作を行います。
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「セキュアイレース」を選択します(この機能がFieryサーバーでサポートされている場合)。
メモ: このオプションを選択すると、Fieryサーバーの処理時間が長くなる場合があります。この機能の詳細については、Fieryサーバーに付属するセキュアイレース機能の説明書を参照してください。この情報は、別のドキュメントや『設定管理』に記載されている場合もあります。メモ: FS150/150Proを備えたFieryサーバーに接続している場合は、この設定が「Fiery Server」 > 「セキュリティ」 > 「セキュアイレース」にあります。 -
操作モードで、Fieryサーバーのファイルを消去するタイミングを指定します(この機能がFieryサーバーでサポートされている場合)。
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- サンプル印刷では、ページ数の多いジョブの印刷中にジョブの一部または全体をサンプルとして印刷するための設定を行います。この機能を設定するには、以下のオプションを指定します。
頻度 - すべてのジョブに対して指定したシート数を印刷するか、現在のジョブのみを印刷するかを指定します。オペレーターが要求した場合のみサンプル印刷を実行する場合は、「オンデマンド」を選択します。
内容 - サンプル印刷を実行するジョブのタイプを選択します。ジョブが丁合されている場合には、出力セット全体がサンプルとして印刷されます。ジョブが丁合されていない場合には、1枚のシートのみがサンプルとして印刷されます。セット全体をサンプル印刷の内容として設定すると、Fieryサーバー(印刷済みシート間隔)を設定終了後、次のセットの前にサンプルセットの印刷が開始されます。
排紙トレイ - サンプル印刷を排紙するトレイを指定します。排紙トレイを「使用しない」を選択した場合、サンプル印刷は実行されません。ジョブの排紙トレイとサンプル印刷の排紙トレイが同じ場合は、サンプルページが印刷されます。
サンプル印刷ジョブは例外のセットとして出力され、丁合された出力順序には影響しません。
メモ: Fieryサーバーによっては、サンプル印刷オプションがサポートされていない場合もあります。メモ: FS150/150Proを備えたFieryサーバーに接続している場合は、この設定が「ジョブ管理」 > 「サンプル印刷」にあります。 -
「ジョブミスマッチ」では、用紙不足が原因で印刷できないジョブの処理方法を指定できます。
メモ: FS150/150Proを備えたFieryサーバーに接続している場合は、この設定が「ジョブ管理」 > 「ジョブミスマッチ」にあります。
- 変更内容を適用または保存します。