Fiery Command WorkStation

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IPアドレスの範囲を許可または制限する

IPアドレスの範囲を定義することにより、Fieryサーバーへの許可されていない接続を制限できます。

指定したIPアドレス範囲のみにアクセスを許可したり、指定したIPアドレスからのアクセスをブロックしたりできます。許可およびブロックのために必要な範囲は別々に管理できます。許可されていないIPアドレスから送信されたコマンドやジョブは、Fieryサーバーによって無視されます。

重要: Configureには2つのバージョンがあり、それらは接続しているFieryサーバーに特有のものです。これは、FS100/100Pro以前のソフトウェアを備えたFieryサーバーに接続した際の操作を記述し、FS150/150Pro以降を使用する場合の操作を注記した組み合わせ型の手順です。どちらのバージョンのConfigureを使用しているかがわからない場合は、使用しているConfigureのバージョンを参照してください。
  1. Configureで「ネットワーク」 > 「プロトコル」 > 「TCP/IP」 > 「セキュリティ」を選択します。
    メモ: FS150/150Proを備えたFieryサーバーに接続している場合は、「セキュリティ」 > 「IPアドレスフィルタリング」からでも設定方法を確認できます。
  2. 「IPv4」タブ、次に「IPv4フィルタを使用する」を選択するか、「IPv6」タブ、次に「IPv6フィルタを使用する」を選択します。
    メモ: FS150/150Proを備えたFieryサーバーに接続している場合は、「IPv4アドレスフィルタリング」および「IPv6アドレスフィルタリング」チェックボックスを選択します。
  3. IPアドレスの範囲を追加する場合、追加するIPアドレス範囲の大部分に適用するポリシーのタイプを選択します。IPアドレスの範囲を許可するには、「デフォルトフィルタポリシー」一覧から「承認」を選択します。IPアドレスの範囲をブロックするには「拒否」を選択します。
    メモ: 「デフォルトフィルタポリシー」の一覧は、複数のアドレス範囲を連続して追加する場合に役立ちます。最終的にアドレス範囲を定義する際には、デフォルトの設定に関わらず、「承認」または「拒否」のいずれかを選択できます。その後に追加したアドレス範囲には「デフォルトフィルタポリシー」の一覧における設定は適用されません。
  4. 「追加」をクリックします。
    メモ: FS150/150Proを備えたFieryサーバーに接続している場合は、「IPv4アドレスフィルタリング追加」または「IPv6アドレスフィルタリング追加」をクリックします。
  5. 表示されるウィンドウで、IPアドレスの範囲について「承認」または「拒否」を選択します。
  6. IPアドレス(IPv4)の範囲、またはIPv6アドレスおよびプレフィックス長(IPv6)を入力し、変更を保存します。
  7. 複数のアドレス範囲を追加するには上記の手順を繰り返します。
  8. 変更内容を適用または保存します。
    重要: 拒否するIPアドレスの範囲のみを設定して承認するIPアドレスの範囲を設定していない場合、Fieryサーバーに対するすべてのネットワーク通信が無効になります。
利用規約