一般環境設定を行う
「一般」タブで、Color Profiler Suiteのすべてのモジュールに適用される環境設定を行うことができます。
アップデートを自動確認する
Updaterでは、EFI Webサイトのソフトウェアと取扱説明書のアップデートを確認し、アップデートがある場合はダウンロードしてインストールできます。Updaterの実行頻度は環境設定で設定できます。
- Color Profiler Suiteで、 をクリックします。
- アップデートを自動確認一覧で、実行頻度をクリックします。
- 毎回 - Color Profiler Suiteを開くたびにUpdaterを実行します。
- 毎月 - 前回の確認から1か月以上経過している場合、Color Profiler Suiteを開くたびにUpdaterを実行します。
- 行わない - Updaterを自動的に実行しません。Updaterを手動で実行できます。
dE計算方法の環境設定を行う
dE(2つのカラーの間の数値的な差)の計算には多くの方法があります。「環境設定」タブで、Color Profiler SuiteによるdEの計算方法を設定できます(dEは、Delta Eとも呼ばれ、ΔEという表記も使用されます)。
許容値は、dEの単位と計算方法で、たとえば0.5 dE 94というように指定されます。
Color Profiler Suiteで指定したすべてのdE値を解釈するためにColor Profiler Suiteでどの方法が使われるかを設定できます。
- Color Profiler Suiteで、 をクリックします。
- 「dE計算方法」リストで、以下の計算方法のいずれかをクリックします。
「dE ab」 - 標準的なCIE方法です。カラーの違いは、3DのLab色空間で計算される2色間の距離です。
「dE 94」 - CIE TC1-29が色差式として推奨するCIELABの一種です。グラフィックアートアプリケーションの場合、この方法ではK1 = 0.045とK2 = 0.015を使用します。
「dE 2000」 - CIEが2000年に推奨したCIELABの一種です。この方法では、KL = KC = KH = 1.0を使用します。
「dE CMC」 - 色度と色相に対する明度の相違率(ISO標準ISO 105-J03に基づいて計算)です。明度と色度の加重は、知覚データとともに使用する場合、1.0です。
テストページコントロールバーのリファレンスを設定する
Fiery Color Profiler Suiteでは、テストページを印刷して結果を確認することができます。たとえば、新しいプロファイルを作成すると、そのプロファイルを使用してテストページを印刷できます。テストページのコントロールバーで使用されるCMYKリファレンスは、「環境設定」で設定します。いくつかの国際的なリファレンスから選択できます。
- Color Profiler Suiteで、 をクリックします。
- 「コントロールバーの定義」リストで、リファレンスをクリックします。
Color Profiler Suiteのバージョンを設定する
コンピューターにバージョンの異なる複数のColor Profiler Suiteがインストールされている場合、Color Profiler SuiteをCommand WorkStationから開くときに使用するバージョンを設定できます。
Command WorkStationとColor Profiler Suiteが同じコンピューターにインストールされているとき、Color Profiler SuiteモジュールをCommand WorkStation内から開いて各種のタスクを実行できます。たとえば、Command WorkStation内でジョブを選択し、Fiery Color Verification Assistantを開いてそのジョブのカラー検証を実行できます。
複数のバージョンのColor Profiler SuiteがインストールされているコンピューターにCommand WorkStation v5.4以降がインストールされている場合は、あるオプションをColor Profiler Suite内で設定すると、どのバージョンのColor Profiler Suiteを開けばよいかを判断できます。
- Color Profiler Suiteで、 をクリックします。
- リスト内の推奨バージョンをクリックします。