Fiery Command WorkStation

Fiery JobMaster-Fiery Impose-Fiery Compose

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ギャングアップ反復に合わせる

ギャングアップ反復に合わせるは、シートサイズが最も適切に使用される方法でシートの内容を自動的にレイアウトし、ギャングアップおよび反復ワークフローを利用します。

必要とする仕上がり製品数に必要な用紙の枚数は、Fiery Imposeが計算します。ギャングアップ反復に合わせるは、名刺など、反復する大量の同一内容をプリンターが出力する種類のジョブに最適です。レイアウトは、設定ペインでの仕上がりサイズの設定にかかわらず、クロップボックスに合わせるの仕上がりサイズまたはユーザー定義の仕上がりサイズのいずれかを使用して計算されます。

Hot Foldersおよびジョブのプロパティでのギャングアップ反復に合わせるの使用

Fiery ImposeテンプレートをHot Foldersから編集する際にギャングアップ反復に合わせるを使用するには、まず次の手順を実行する必要があります。
  • シートサイズを指定します。
  • 面付けジョブの仕上がりサイズをユーザー定義またはクロップボックスに合わせるに設定します。
こうした前提条件は、Fiery Imposeテンプレートをジョブのプロパティから編集する際にも適用されます。

ギャングアップ反復に合わせるを指定する

ギャングアップ反復ジョブの自動レイアウトを利用するには、ギャングアップ反復に合わせるオプションを選択します。

ジョブは、ギャングアップ反復レイアウトに適したジョブ(名刺など)である必要があります。
Command WorkStation待機キューにジョブをインポートします。
  1. Command WorkStation待機リストからジョブを選択し、Fiery Imposeを次のいずれかの方法で開きます。
    • アクションメニューからImposeを選択します。
    • ジョブを右クリックし、Imposeを選択します。
  2. Imposeウィンドウで、アクションメニューからギャングアップ反復に合わせるを選択します。 ギャングアップ反復が製品インテントワークフローとして選択されている場合は、設定ペイン内のギャングアップ反復に合わせるボタンをクリックすることもできます。
  3. 次のオプションを設定します。
    オプション 説明
    仕上がり製品数 100が自動的に入力されますが、設定を変更して増やしたり減らしたりできます。
    メモ: 仕上がり製品の最大数が9999を超過する場合、その数はコピーカウントに表示されません。この場合、コピーカウントには「無効」と表示されます。これを訂正するには、コピーカウントが10,000未満になるまでいずれかの値を変更します。
    シート サポートされる用紙のメニューから選択します。
    レイアウト方向 自動または
    マージン レイアウト外のスペースを調整して、そのスペースをレイアウト以外に使用できるようにします。マージンを使用可能にするには、切り替えボタンをクリックして緑色のチェックマーク表示にします。マージンを使用不可にするには、切り替えボタンをクリックして赤色の「X」の表示にします。

    マージンを使用可能:

    マージンは使用不可:

    • 使用しない:プリンタードライバーの印刷範囲外の余白が入力されます。
    • 使用する(ゼロを入力):ゼロを入力すると、設定ペインの印刷可能範囲外の領域を使用するチェックボックスの設定と同じ動作になります。
    • 使用する(カスタム):カスタムマージンを入力します。
    余白 レイアウト内の隣り合う製品間の間隔のためのパラメータを、水平方向と垂直方向の両方について入力します。とじしろは、レイアウトの周りのスペースであるマージンとは異なるので注意してください。
    廃棄数 機器によるクランプの跡や一番下のシートの汚れなど、廃棄の原因となることがある理由に対処するために出力する必要がある追加のシート数を指定します。
    部数 仕上がり製品数分の量を出力するために必要なジョブの部数。この値は通知のみを目的としているため、上書きできません。
    メモ: オリジナル原稿が2つの異なる名刺など複数の項目から成る場合があるため、この値が必ずしもシート数を反映しているとは限りません。
    超過数 仕上がり製品数のうち、必要な数を超えて出力される数。必要な仕上がり製品数ではシート全体が塗りつぶされない場合、超過数が発生します。Fiery Imposeは常にシートを塗りつぶすため、超過数が発生します。
ギャングアップ反復に合わせるダイアログを閉じた後に、設定ペインで設定を上書きして設定を変更できます。ただし、そうすると、設定部数オプションでコピーカウントを手動調整した場合を除き、印刷される仕上がり製品数が多くなったり少なくなったりする可能性があります。レイアウトの自動計算を利用する場合は、ギャングアップ反復に合わせるダイアログを再度開く必要があります。