Fiery JobFlow Help v2.7

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Connectパッケージ設定

Connectパッケージは、スクリプトの実行に必要なコンポーネントを収容するzip形式のアーカイブフォルダーです。Connectパッケージでは、サードパーティ製のアプリケーションスクリプトを容易に使用することができます。

ConnectパッケージはリソースとしてFiery JobFlowにインポートすることができます。インポートされたConnectパッケージは、Connectパッケージリストにオプションとして表示されます。

メモ: Connectパッケージ(.zip)をエクスポートすることはできません。

Connectパッケージのラジオボタンを選択し、リストからスクリプトを選択します。スクリプトの実行に必要なすべてのコンポーネントは、事前に定義されています。変数の変更リンクをクリックし、追加パラメーターをアップデートします。ランタイム、相対ランタイム、オプションなどの内部パラメーターは、Fiery JobFlowインターフェースに表示されません。

ConnectパッケージはMaster Variablesをサポートしています。Master Variablesを使用すると、モジュールのデフォルト設定の上書きやアップデート、ワークフロー内のジョブ名の変更ができます。詳細については、マスター変数を参照してください。

Fiery JobFlow 2.8以降のConnectモジュールでは、Master Variablesを使用してジョブの名前を変更できます。これにより、Fieryサーバー上のジョブを簡単に識別できます。

メモ: アップデートされたジョブ名はFiery serverにのみ表示され、Fiery JobFlowでは元のジョブ名が保持されます。

スクリプト設定

スクリプトラジオボタンを選択し、使用するスクリプトの場所を入力します。

ユーザー定義のスクリプトをサポートするため、Fiery JobFlowではスクリプトを使用するジョブを処理するために必要なすべての情報が提供されます。Fiery JobFlowでは以下の引数が提供されます。

  1. 入力場所:Fiery JobFlowが処理のためにファイルを使用可能にする一時的な場所
  2. 出力場所:Fiery JobFlowが処理済みのファイルのコピーを待機する一時的な場所
  3. ジョブ名:Fiery JobFlowに表示されるジョブ名
  4. ワークフロー名:スクリプトが開始されたワークフローの名前
  5. プリフライト名:そのワークフローで生成された最後のプリフライトレポートの場所
  6. ヴォールト:ワークフローでジョブが処理されている間に使用される一時的な場所
  7. 次のモジュールID: ワークフローの次のモジュールの内部ID。Master Variablesでは、次のモジュールIDが必要です。

引数には名前がなく、引数を解釈する順序をスクリプトに伝える必要があります。

ジョブに対してスクリプトを実行する際にエラーが発生した場合、Fiery JobFlowではジョブタブのエラージョブペインでエラーログへのリンクが提供されます。Fiery JobFlowではスクリプトの修正方法に関する情報は提供されません。スキルのあるユーザーは、ログで提供される情報を使用してスクリプトを修正できます。

ホットフォルダー設定

Connectモジュールの最初の使用はホットフォルダー経由で行われます。ホットフォルダーラジオボタンを選択し、入力ホットフォルダー(ジョブの移動先)と出力ホットフォルダー(結果の配置先)の場所を指定します。Fiery JobFlowがジョブの出現を無制限に待ち続けることがないよう、処理時間の限界を指定することもできます。入力および出力場所は、Fiery JobFlowサーバーを基準とした相対位置です。Fiery JobFlow は、指定された入力フォルダーにジョブをコピーします。アクションが適用された後、ジョブは同じジョブ名の指定された出力フォルダーに配置されます。

以下の例では、入力および出力場所はFiery JobFlowサーバー上のホットフォルダーです。

c:\hotfolders\input

c:\hotfolders\output

ネットワーク上の場所は、以下のようにネットワーク上の場所を示す標準のWindows表記を使用することによってサポートされます。

\\server\hotfolders\input

\\server\hotfolders\output

メモ: Connectモジュールのホットフォルダーは、Fieryホットフォルダーではありません。