Fiery Command WorkStation

Fiery JobFlow Help v2.7

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ジョブチケット

Fiery JobFlowチケットは、ユーザーが単純なテキストベースのチケットを介してジョブを送信できるFiery JobFlow Base内の機能です。ユーザーはこれにより、ジョブの順序、ジョブごとの部数、およびジョブをマージするかどうかを定義できます。

Fiery JobFlowチケットは、コンマによって値が区切られたテキストファイルです。現在、Fiery JobFlowFiery JobFlowでは2つの列(ジョブの場所とコピー数)がサポートされています。ヘッダーを追加したり、列に名前を付ける必要はありません。 Fiery JobFlowは常に、1列目がジョブの場所、2列目が部数であると見なします。

チケット内にコメントを追加するには、//で行を始めます。Fiery JobFlowはコメント行の内容を無視します。チケット内にアクションを追加すると、ジョブをマージするようFiery JobFlowに指示できます。#を、アクションの先頭に付けます。Fiery JobFlowで現在サポートされているコマンドは#mergeのみです。ワイルドカードを使用してジョブを取得することもできます。

次の場所で使用されているリソースはhttp://resources.efi.com/jobflow/libraryに表示されています。

ローカルフォルダーまたはネットワーク上の場所からジョブを取得してジョブごとの部数を設定するチケットの例:
  • // Filename, NumCopies
  • c:\folder\Bedding Flowers.pdf,10
  • c:\folder\Direct Sow Flowers.pdf,10
  • c:\folder\Flowering Bulbs.pdf,5
  • \\networkdrive\Roses.pdf,20
メモ: ジョブプリセットは、部数設定の後、チケット(.csv)ジョブにも追加できます。
ローカルフォルダーまたはネットワーク上の場所からジョブを取得し、ワイルドカードを使用したジョブごとの部数を設定するチケットの例:
  • // Filename, Copies, preset
  • c:\folder\*.*,10, 2up_landscape
  • c:\folder\*.pdf,10, 2up_landscape
  • c:\folder\8page*.*,10, 2up_landscape
チケット内のジョブをマージし、マージされたジョブの部数を設定するチケットの例:
  • // Filename, NumCopies
  • #merge,10
  • c:\folder\Bedding Flowers.pdf
  • c:\folder\Direct Sow Flowers.pdf
  • c:\folder\Flowering Bulbs.pdf
  • \\networkdrive\Roses.pdf
チケット内のジョブをマージし、ワイルドカードを使用してマージされたジョブの部数を設定するチケットの例:
  • //Filename, copies, preset
  • #merge,10, 2up_landscape
  • C:\folder\*.*

ジョブがマージされる場合、Fiery JobFlowではマージされるすべてのジョブの最初のページについて、ブックマークが自動的に追加されます。ブックマークのタイトルは、ジョブ名からファイル拡張子を除いたものです。これらのブックマークをFiery JobMasterで使用すると、自動的にタブを追加できます。

チケット内のジョブをマージし、マージされたジョブの部数を設定するチケットの例。ジョブとチケットはフォルダーまたはアーカイブとして送信されます。
  • // Filename, NumCopies
  • #merge,1
  • Bedding Flowers.pdf
  • Bedding Flowers.pdf
  • Flowering Bulbs.pdf
  • Roses.pdf
メモ: フォルダーまたはアーカイブが送信された場合は、自動的にすべてのジョブがマージされます。#mergeコマンドを追加すると、マージされたジョブの部数を定義できます。