Fiery Command WorkStation

Fiery JobFlow Help v2.7

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Fiery Preflight

Fiery Preflightモジュールを使用して、印刷前にジョブにエラーがないことを確認します。これにより、印刷エラーを減らすことができます。Fiery Preflightは、印刷時にエラーが発生しがちな項目を確認し、選択したプリンターで予想通りの印刷結果が得られるようにします。

Fiery PreflightFiery Preflightプリセットを使用して、印刷前にジョブにエラーがないことを確認します。Fiery JobFlowは、出力デバイスとして指定されているFiery serverで使用できるすべてのプリフライトプリセットを検出して表示します。プリセットが1つも設定されていない場合は、デフォルトプリセットが表示されます。

Fiery Preflightでは、エラーだけではなく、セキュリティ設定、ページサイズ、色空間などジョブに関する情報のレポートも生成されます。

Fiery Preflightの設定は、プリセットとして保存できます。Command WorkStationFiery Preflightのプリセットを設定して、チェックするエラーのカテゴリーとエラーのレポート方法を指定できます。接続先のFiery serverに設定されているすべてのプリセットがFiery JobFlowに表示されます。

Fiery Preflightでは、PostScript、PDF、EPSのファイル形式がサポートされています。

TIFFおよびPCLファイル形式はFiery Preflightでサポートされていません。

Fiery Preflightは、次のカテゴリーのエラーを確認できます。

  • フォント - フォント不足、およびCourierフォントの置換。

  • スポットカラー - 不足しているスポットカラー。不足しているスポットカラーは、Command WorkStationのスポットカラーで追加できます。

  • 画像解像度 - 指定値以下の画像の解像度。

  • ヘアライン - 指定値以下のヘアライン幅。

  • オーバープリント - オーバープリント。

  • PostScript - PostScriptエラー。

メモ: Fiery Preflightのエラーが原因でジョブがエラーになった場合、そのジョブが割り込みジョブの場合やそのエラーが出力を中止するほど深刻ではない場合は、エラーを無視することができます。そのようなジョブは、Fiery JobFlowウィンドウのジョブタブのエラージョブペインに表示されます。無視をクリックすると、エラーが無視されてジョブが完了します。モジュールに移動ルールまたはコピールールが定義されている場合は、無視オプションは表示されません。無視オプションは、CorrectモジュールとPreflightモジュールでも同じ制約付きで使用できます。