Collect
Collectモジュールを使用すると、ジョブがリリースされるまでのジョブ収集基準を指定できます。ワークフロー内のジョブは指定された基準に基づき、その基準が満たされるまで待機します。基準が満たされると、ジョブはワークフローの残りのモジュールにリリースされます。
Collectモジュールは、ワークフロー内のConvertモジュールの後にのみ追加することができます。
Collect設定が指定されているジョブは
または に表示されます。Collectモジュールには次の設定があります。
- ジョブカウント: ワークフローの次のモジュールにジョブをリリースするために必要な収集されているジョブの件数を指定します。たとえば、ジョブの件数として50を指定できます。この場合、ワークフロー内のジョブの件数が50になるまでリリースされません。
- ページ数:ワークフローの次のモジュールにジョブをリリースされる前に収集する必要のあるページ数を指定します。たとえば、ページ数として100を指定できます。ワークフロー内のジョブは、収集したジョブの総ページ数が100になるまで待機します。
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完全マッチ:ページ数の数量は、ワークフローの次のモジュールにリリースする前に収集するページの正確な数を指定します。たとえば、ページ数を10に指定し、完全マッチを選択します。ジョブフローは、収集したページを次のモジュールにリリースする前に正確に10ページ揃うまで待機します。オーバーフロージョブを収集するために別の収集が開始されます。
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- 時刻:ワークフローの次のモジュールにジョブをリリースする時刻(時間と分)を指定します。メモ: Adminユーザーは、 で、時間形式を12時間または24時間形式に設定できます
また、次の項目を設定することもできます。
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ジョブのリリース:収集したジョブのリリース方法を選択します。リスト内のオプションは次のとおりです。
- 個別: 収集したジョブを個別にリリースします。
- マージ:個々のジョブをマージし1つのジョブとして処理します。
- 丁合い:個々のジョブをマージすると、同じページ番号のページはマージされます。たとえば、5つのジョブがある場合、すべてのジョブの1ページ目がマージされます。複数のブックレットを面付けしたり、複数のジョブのスタックを作成したりする場合に、このオプションを使用します。メモ: 丁合いジョブはマージされます。マージしない場合には丁合いすることはできません。
- ジョブがリリースされる順序です。リスト内のオプションは次のとおりです。
- 送信時刻別:ジョブは先入れ先出し(FIFO)ルールに沿ってリリースされます。
- 名前順:アルファベット順でジョブをリリースします。
- 最大待機時間:ジョブが到着してから次のモジュールにジョブをリリースするまでの最大待機時間を分単位で指定します。メモ: この設定は、他のリリース基準が満たされる前に最大待機時間が経過すると、他のCollect設定よりも優先されます。
メモ: Collect設定を上書きするには、概要タブとすべてのジョブタブの収集したジョブカテゴリーにある今すぐリリースリンクをクリックします。
Collectモジュールは、次の場合に特に便利です。
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ユーザーが特定の種類の用紙を使用するようにプリンターをプリロードし、ロードされている用紙のみを使用してジョブを印刷する場合。Collect設定で、プリロードされた用紙を完全に使用するために収集するジョブの件数またはページ数を指定します。
- ユーザーが特殊インクまたはトナーを使用する場合。Collect設定で、特殊インクまたはトナーを使用する必要があるジョブの件数またはページ数が収集されるまで待機するようにします。たとえば、1つの特殊トナーのみに対応している場合は、Collect設定を使用してジョブの件数またはページ数が必要な値になるまで待機するようにし、その後にジョブをリリースし特殊トナーを使用して印刷するようにします。これで、ユーザーはジョブごとにトナーを交換する必要がなくなります。
- ユーザーが、スタックサイズと数量に基づいて名刺の自動レイアウトを使用する場合。ユーザーは、必要な名刺の数量に応じてページ数の基準が指定されたワークフローを作成することができます。ページ数の基準が満たされると、ジョブは自動的にリリースされます。
- ユーザーが、面付け済みシートを最適に埋めるための正確なページ数に一致するようにジョブを収集する場合。