ジョブチケット
Fiery JobFlowチケットは、ユーザーが単純なテキストベースのチケットを使用してジョブを送信することを可能にするFiery JobFlow Base内の機能です。ユーザーはこれにより、ジョブの順序、ジョブごとのコピー数、およびジョブをマージするかどうかを定義できます。
Fiery JobFlowチケットは、コンマによって値が区切られたテキストファイルです。現在、Fiery JobFlowでは2つのカラム(ジョブの場所とコピー数)がサポートされています。ヘッダーを追加したりカラムに名前を付けたりする必要はありません。Fiery JobFlowでは、ジョブの場所がカラム1に、コピー数がカラム2にあると常に想定しています。//で行を始めることにより、チケット内にコメントを追加できます。コメント行のすべての内容はFiery JobFlowで無視されます。チケット内にアクションを追加することにより、ジョブをマージするようFiery JobFlowに指示できます。アクションの先頭には#文字を付けます。現在、Fiery JobFlowでは#mergeコマンドだけがサポートされています。
下で使用されているリソースは次の場所で見つけることができます。http://resources.efi.com/jobflow/library。
ローカルフォルダーまたはネットワーク上の場所からジョブを取得してジョブごとのコピー数を設定するチケットの例:
// Filename, NumCopies
c:¥folder¥Bedding Flowers.pdf,10
c:¥folder¥Direct Sow Flowers.pdf,10
c:¥folder¥Flowering Bulbs.pdf,5
¥¥networkdrive¥Roses.pdf,20
チケット内のジョブをマージし、マージされたジョブのコピー数を設定するチケットの例:
// Filename, NumCopies
#merge,10
c:¥folder¥Bedding Flowers.pdf
c:¥folder¥Direct Sow Flowers.pdf
c:¥folder¥Flowering Bulbs.pdf
¥¥networkdrive¥Roses.pdf
ジョブがマージされる場合、Fiery JobFlowではマージされるすべてのジョブの最初のページについて、自動的にブックマークが追加されます。ブックマークのタイトルは、ジョブ名からファイル拡張子を除いたものです。これらのブックマークをFiery JobMasterで使用すると、自動的にタブを追加できます。
チケット内のジョブをマージし、マージされたジョブのコピー数を設定するチケットの例。ジョブとチケットはフォルダーまたはアーカイブとして送信されます。
// Filename, NumCopies
#merge,10
Bedding Flowers.pdf
Bedding Flowers.pdf
Flowering Bulbs.pdf
Roses.pdf