TIFF/IT-P1フィルター

TIFF/IT-P1フィルターは、TIFF/ITファイルをプリセパレーションPostScriptファイルに変換します。解像度、アンチエイリアス、および圧縮のオプションを指定できます。

TIFF/IT-P1は、従来のプリプレス印刷用によく使用されるファイル形式です。また、TIFF/IT-P1は、別のプラットフォームに最終の印刷ジョブデータを転送する際によく使用されるファイル形式です。

TIFF/IT-P1フィルターは、Fiery Graphic Arts Package、Fiery Graphic Arts Package, Premium Edition、およびFiery Productivity Packageの機能です。このフィルターを適用するには、次のいずれかを有効にしたFieryサーバーにホットフォルダーが接続されている必要があります。

TIFF/IT-P1フィルターの入力ファイルの種類は.fpと.ifpです。

メモ: TIFF/IT-P1は複数のファイルで構成されているため、ジョブを確認する間隔を10秒以上に設定することをお勧めします。これにより、変換中にファイルがまだコピー中であった場合にジョブが処理されないという問題を防ぐことができます。詳細は、新しいホットフォルダーを作成するを参照してください。

オプション	説明
解像度	解像度を選択します。単位はdpi（1インチあたりのドット数）です。最大解像度は印刷デバイスによって異なります。
アンチエイリアス	「ニアレストネイバー(高速)」（処理速度を優先する場合）または「バイリニア(最良)」（品質を優先する場合）を選択します。
圧縮	圧縮しない場合は「なし」、可逆的にデータを圧縮する場合は「RLE(実行長エンコード)」を選択します。
出力ファイルの種類	出力ファイルの種類を参照してください。

プリセパレーションファイルをコンポジット画像として印刷するには、「ジョブのプロパティ」 > カラーの「色分解の組み合わせ」を選択します。