JDFフィルター
Hot Foldersは、JDF(ジョブ定義形式)ワークフローに対応しています。JDF技術は、ジョブチケットのためのXMLベースのオープン業界規格です。
送信アプリケーションからのJDFジョブは、JDF送信を有効にしているFieryサーバーにHot Foldersを介して送信できます。JDFフィルターは、Windows版Hot Foldersにのみ対応し、Mac OS版Hot Foldersには対応していません。
JDFジョブをHot Folderに送信すると、「入力形式」ダイアログボックスにJDFオプションが表示され、それ以外のオプションはすべて無効になります。JDFフィルターを使用するには、FieryサーバーがJDFジョブに対応し、「設定」でFiery JDF機能をオンにしている必要があります。
JDFを入力形式として設定すると、Hot Foldersの「ジョブのプロパティ」とジョブアクションの選択が無効になります。ジョブは、ジョブのJDFチケットに定義された設定と、Fieryサーバーに構成されるJDF設定を使用します。JDFジョブのジョブアクションは、「設定」の「JDF」セクションで「仮想プリンター」を選択して指定できます。
JDFジョブをHot Folderに送信すると、そのジョブはFieryサーバーの標準JDFワークフローで処理され、Command WorkStationで管理されます。
JDFを入力形式として指定するには、「入力形式」ダイアログボックスで「JDF」を選択します。