バックアップ/復帰
バックアップ/復帰機能を使用して、システム上にあるすべてのHot Folderとその設定のバックアップを作成できます。
バックアップ/復帰機能を使用すると、次のことが行えます。
個別のバックアップを作成できます。Hot Folderとその設定をバックアップから復帰できます。
バックアップのアーカイブを作成できます。バックアップのアーカイブを使用すると、特定の日付からHot Folderとその設定を復帰できます。
別のシステムやシステムのグループにHot Folderとその設定をコピーできます(この方法を使用すると、共同作業する複数のユーザーや、ネットワーク上でHot Foldersを共有する複数のユーザーに対して、Hot Foldersを同じ設定ですばやく構成できます)。
バックアッププロセスでは、すべてのHot Folderのコピーがファイル(.fbf)に圧縮されます。この圧縮ファイルには、次の設定で保存されたシステム上のHot Folderがすべて含まれます。
Hot Folderの設定(フォルダー名と説明)
ネットワークの設定(サーバー名とジョブアクション)
Job Propertiesの設定(Hot Folderに設定された印刷または面付け設定)
入力形式の設定(Hot Folderに設定されたフィルターとアプリケーション固有の形式)
バックアップにはHot Folderの状況(アクティベート済み/アクティベート解除)が保持されます。
Hot Folderをバックアップした後、自分のシステムや別のシステムにHot Folderとその設定を復帰できます。通常は、Hot Folderをオリジナルと同じ場所に復帰します。そうしないと、同じ名前を持つHot Folderが複製されることになり、そのHot Folderも「Fiery Hot Foldersコンソール」に表示されます。
オリジナルファイルのバックアップ
Hot Folderの下位フォルダー内にあるオリジナルファイルはバックアップに含まれません。デフォルトで、Hot Folderの下位フォルダーは、オリジナルファイルのアーカイブ先です。
Hot Folderが削除された場合に備えて、オリジナルファイルをバックアップするには、バックアップ先としてHot Folder以外の場所を指定します。
「環境設定」で「オリジナルファイル保存場所」オプションを設定すると、Hot Folderによって自動的に生成されるフォルダーではなく、別の場所をオリジナルファイルのアーカイブ先として指定できます。別の場所を指定すると、すべてのHot Folderのすべてのオリジナルファイルがその共通の場所に保存されます。詳細は、Hot Foldersの環境設定を指定するを参照してください。