Fiery Driverのコマンドラインによるインストール
zWeb用のWindowsドライバーファイルPRNTDRV.EXEが、任意のクライアントでのドライバーのサイレントインストールをサポートするようになりました。この機能では、さまざまなサードパーティ製展開ツールを使用してWindowsドライバーを社内にインストールできます。
エラーを表示するには、
を選択します。PRNTDRV.EXEがエラーの原因として表示されます。 メモ: エラーメッセージは、コマンドウィンドウにも表示されます。
次の機能をサポートしています。
- Fiery Driverインストーラーウィザードの起動メモ: Fiery Driverインストーラーウィザードを起動するには、コマンドラインまたはWindowsエクスプローラーでPRNTDRV.EXEを起動します。
- プリンタードライバーとプリンターのサイレントインストール
- ドライバーパッケージでサポートされているモデルの一覧表示
- ドライバーパッケージでサポートされているロケールの一覧表示
- ドライバーパッケージの抽出
-
メモ: 最後の4つの機能を利用するには、コマンドラインでPRNTDRV.EXEに特定のパラメーターを適用します。
メモ: すべての機能について、システム管理者モードでコマンドウィンドウCMD.EXEを開きます。コマンドウィンドウが開いたら、PRNTDRV.EXEが存在するディレクトリにフォルダーを変更します。
Fiery Driverインストーラーウィザードの起動
Fiery Driver Installer Wizard Setup.exeがドライバーパッケージに含まれていて、PRNTDRV.EXEにパラメーターが渡されない場合、インストーラーウィザードが起動されます。それには、次のいずれかの操作を行います。
- エクスプローラーでPRNTDRV.EXEをダブルクリックする
- コマンドウィンドウでPRNTDRV.EXEと入力する
メモ: PRNTDRV.EXEをダブルクリックしても、プリンタードライバーパッケージの抽出ウィンドウは表示されません。代わりに、プリンタードライバーのインストールが続行され、Fiery Driverインストーラーウィザードが表示されます。
印刷ドライバーとプリンターのサイレントインストール
コマンド:PRNTDRV.EXE /install [-i IPアドレス/ホスト名] [-l ロケール] [-m モデル] [-p プリンター名] [-q キュー]
- -iは、プリンターが指すプリントサーバーのIPアドレスまたはホスト名を指定します。指定するIPアドレスまたはホスト名が有効なプリントサーバーのものであることをユーザーが確認する必要があります。有効かどうかのチェックは行われません。このパラメーターは必須で、指定されない場合はエラーが通知されます。
- -lは、インストールする印刷ドライバーのロケールを2文字で指定します。印刷ドライバーパッケージで複数の言語がサポートされている場合、このパラメーターは必須で、指定されない場合はエラーが通知されます。印刷ドライバーパッケージがロケール固有の場合、このパラメーターは必須ではありません。インストールできるドライバーはドライバーパッケージ内に1つしかないからです。
- -mは、インストールするドライバーのモデルを指定します。ドライバーパッケージでは通常、印刷ドライバーのモデルを少なくとも2つサポートしています。このパラメーターは必須で、指定されない場合はエラーが通知されます。メモ: モデル名は二重引用符で囲む必要があります。
- -pはプリンターの名前を指定します。このパラメーターはオプションで、指定されない場合、プリンター名はプリンターのモデルと同じ名前に設定されます。メモ: プリンター名は二重引用符で囲む必要があります。
- -qは、プリンターの印刷先となる印刷キューを指定します。待機キュー、印刷キュー、直接キューのいずれか、または仮想プリンターの名前を指定できます。指定した印刷キューまたは仮想プリンターがサーバーに存在することをユーザーが確認する必要があります。このパラメーターはオプションで、指定されない場合、印刷キューはデフォルトで「print」に設定されます。
ドライバーパッケージでサポートされているモデルの一覧表示
コマンド:PRNTDRV.EXE /listmodels [ロケール]
指定されたロケールでサポートされているモデルを一覧表示するには、/listmodelsスイッチの次に2文字のロケールを指定する必要があります。指定したロケールが無効またはドライバーパッケージでサポートされていない場合は、エラーが通知されます。ドライバーパッケージで複数のロケールがサポートされている場合、このパラメーターは必須です。ドライバーパッケージがロケール固有(サポートしているロケールが1つのみ)の場合、このパラメーターは無視されます。
ドライバーパッケージでサポートされているロケールの一覧表示
コマンド:PRNTDRV.EXE /listlocales
ドライバーパッケージの抽出
コマンド:PRNTDRV.EXE /extract [パス]
[path]パラメーターはオプションで、指定されない場合、ドライバーパッケージはPrntdrvrフォルダーに抽出されます。このフォルダーはPRNTDRV.EXEとは別のフォルダーにあります。パスを指定する場合は、絶対パスである必要があります。