特殊カラーミックスおよび出力プロファイル
特殊カラーを使用した編集は、すべてのスポットカラーグループ(カスタムと工場出荷時)で提供されています。特殊カラーを使用した編集は、代替カラーグループではサポートされていません。
出力プロファイルごとに特殊カラー値を使用する場合は、次の点に注意してください。
- 特殊カラーの値は、特定の出力プロファイルで維持されます。たとえば、シルバーを使用してスポットカラーを編集し、出力プロファイルを変更した場合、そのプロファイルのシルバーは保持されません。特殊カラー情報は出力プロファイル固有のものです。出力プロファイルを変更すると、特殊カラー情報が変更されます。
- Fieryサーバーは各出力プロファイルごとに特殊カラー情報を保持し、対応する出力プロファイルが選択されている場合に特殊カラー情報を取得します。
- そのスポットカラーに定義されている特殊カラーコンポーネントを含むスポットカラースウォッチを印刷できます。また、特殊カラーコンポーネントの有無にかかわらず、スポットカラーのスポットカラーバリエーションを印刷することもできます。
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1つ以上のライセンスされた特殊カラーをサポートするFieryサーバーでは、特殊カラーがライセンスされてインストールされている場合に、書類内で1つまたは複数の特殊カラーを使用することができます。たとえば、プリンターでは、ゴールド、シルバー、クリアまたはホワイトを特殊カラーとしてサポートしている場合があります。ライセンスされた特殊カラーを使用するジョブは、特殊カラーをインストールしなくても処理できますが、特殊カラーがインストールされていないとジョブを印刷できません。スポットカラーエディターを使用して特殊カラーを編集すると、特殊カラーが有効になっているすべての出力プロファイルにも変更が含まれます。
FieryサーバーがCMYKに加えて複数の特殊カラーをサポートしている場合、一部の特殊カラーは最初または最後の特殊カラーステーションにのみインストールされ、CMYKの前または後に印刷するように制限され、他の特殊カラーは任意のカラーステーションにインストールされる場合があります。CMYK以降にカラーステーションにインストールされている特殊カラーは、CMYKに印刷できます。
たとえば、特殊カラーのホワイトはCMYKの下に最初に印刷され、特殊カラーのクリアは透明コーティングとしてCMYKの上または後に印刷される場合があります。
制限
- 特殊カラーを含むスポットカラーバリエーションを印刷する場合、特殊カラーは印刷されません。
- 特殊カラーを含むスポットカラーを最適化する場合、測定器の制約の関係で特殊カラーは印刷されません。