Fiery Command WorkStation

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画像位置

画像位置の機能を使用すると、グリッパーマージンなどのプレスの機械的要件に対応し、折り、裁断、とじの仕上げワークフローでシートが適切に機能するように、面付け面のラスター画像を印刷素材に正確に配置することができます。

Fiery ImageViewerを使用すると、オフセット数値やビジュアルな位置設定を使用してジョブを素材に正確に配置することができます。Fiery ImageViewerには、素材のエッジのほか、プレスの印刷可能な範囲の境界線も表示されます。

画像位置機能のメリットは以下のとおりです。
  • 試行錯誤をしなくても、素材へのラスター画像の配置を確認できます。
  • シートの印画領域を確認できるので、必要に応じて、面付けを印画領域の端に移動したり、面付けをクリップがしたりできます。
  • 面付けの位置を正確に設定できるので、プレスのグリッパーマージンに対応したり、仕上げ準備のできたシートを製造できます。

ページの境界線は、デフォルトでは黒で強調表示されます。環境設定ウィンドウでページの境界線(カラー)を編集できます。

素材の印画領域は緑色で強調表示されます。

画像位置機能を使用するには:
  1. 原点 - オフセット計算の基準となる素材上の位置。選択肢は、素材の中央印刷可能領域の中央カスタム印刷可能領域の中央下端の中央です。 
  2. オフセット(有効または無効にできます)- XおよびYオフセットを設定して、素材上のラスター画像の位置を決定できます。両面印刷プレスの場合は、おもて面および裏面オーバーレイオフに設定されていない限り、裏面オフセットの制御も可能です。
  3. オフセット単位 - オフセットの調整に使用する単位(ミリメートルまたはインチ)を設定します。
  4. おもてと裏の画像位置を合わせる - おもて面のオフセットが背面に逆に適用されるように、おもて面と裏面の位置調整をロックします。
画像位置機能を使用する際は、以下の点に留意してください。
  • 両面プレス機では、おもて面および裏面オーバーレイが有効になっている場合にのみ、裏面画像の位置を制御できます。
  • おもてと裏の画像位置を合わせるは、おもて面および裏面オーバーレイが有効な場合にのみ有効です。