アーカイブ済みジョブの概要
アーカイブ済みジョブには、Fiery serverで受信した元のソースファイルのほか、ジョブに設定されたジョブプロパティ(ジョブチケット)も含まれています。
ジョブチケットでは、カラープロファイル、Paper Catalog(またはSubstrate Catalog)のエントリ、キャリブレーション設定などのサーバーベースリソースを参照していることがあります。これらのサーバーリソースはアーカイブ済みファイルと一緒に保存されてはいませんが、ジョブチケットでそれらを参照します。使用できなくなったリソースをジョブチケットで参照している場合、ジョブではそのリソースのデフォルト設定が使用されます。
アーカイブにはサーバー固有の情報や設定が含まれており、それらは、ジョブの作成時に使用したのと同じサーバーにジョブを復元する場合にのみ、すべて適用されます。別のサーバーにアーカイブジョブを復元またはインポートすることができます。サーバーのモデルが異なる場合、両方のサーバーに共通するジョブチケット設定が保持され、それ以外の設定はサーバーのデフォルト設定で置き換えられます。
ジョブをアーカイブする際は、処理済みジョブのサムネイルやプレビューを保存できます。その場合、ジョブのラスターイメージも保存されるので、ジョブを後で処理する必要がなくなります。サムネイルやプレビューを保存すると、アーカイブ済みファイルのサイズが大きくなります。