Command WorkStationでは、1つのワークスペース内にシステム情報を表示します。デバイスセンターを使用すると、接続されているFieryサーバーを設定したり、各種プリント管理ツールにアクセスしたりできます。

デバイスセンターにアクセスするには、詳細アイコン（3つのドット）をクリックしてデバイスセンターを選択するか、サーバーリスト内のFieryサーバー名をダブルクリックします。

デバイスセンターを使用すると、以下のタスクを実行できます。

• 接続されているFieryサーバーに関する情報の表示（関連付けられているプリンターの消耗品に関する情報を含む）

• カラーデフォルトの設定

• Paper Catalogまたはメディアカタログ、バリアブルデータ印刷（VDP）、カラープロファイル、スポットカラーテーブル、フォント設定の表示と変更

• 使用可能な仮想プリンターおよびサーバープリセット、Image Enhance設定による自動画像補正の表示と作成

• 処理済みおよび印刷済みジョブの詳細ログの表示

デバイスセンターには以下の設定があります。

• 一般：IPアドレス、容量（ハードディスクドライブの空き領域）、インストール済みのオプションとパッケージのリストなど、接続されているFieryサーバーに関する情報を表示します。一般セクションには、一般情報、サーバー設定、ツールなどの機能が含まれています。

• カラー設定：カラー管理が含まれます。接続されているFieryサーバーによって機能がサポートされている場合は、コントロールバー、トラッピング、ハーフトーンシミュレーションも含まれます。

• リソース：Paper Catalogまたはメディアカタログ、バリアブルデータ印刷（VDP）、カラープロファイル、スポットカラーテーブル、フォント設定の表示と変更ができます。リソースセクションには、バリアブルデータ印刷リソース、プロファイルおよびフォントがあります。また接続しているFieryサーバーでサポートされている場合、Paper Catalogまたはメディアカタログ、特殊カラーおよびSpot Proが含まれることがあります。

• ワークフロー：使用可能な仮想プリンターおよびサーバープリセットのリストを表示し、高品位イメージ画像設定による画像の補正を自動化できます。ワークフローセクションには、ジョブプリセット、仮想プリンターおよび高品位イメージ画像が含まれます。

• ログ：処理済みおよび印刷済みジョブの詳細ログを表示します。ログタブにはジョブログタブがあります。

• Fieryアップデート：Fieryサーバーで入手可能なアップデートとパッチを表示およびインストールできます。また、完了済みのアップデートとパッチの履歴を表示できます。Fieryアップデートセクションにはアップデート、パッチ、履歴があります。