Fiery Command WorkStation

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測定データのリセット

特定のキャリブレーション設定の測定データを、デフォルトデータ(工場出荷時のデフォルトデータ、またはカスタムキャリブレーション設定の場合は初回測定データ)にリセットできます。このオプションは、現在の測定データがすでにデフォルトデータに設定されている場合は、使用できません。

カラープリンターの測定データをリセットする

カラープリンターの場合は、キャリブレーション設定が1つ以上存在する可能性があります。

  1. Command WorkStationで、 サーバー、 > デバイスセンターを順にクリックします。
  2. 一般 ツール、続いて キャリブレーターをクリックします。
  3. キャリブレーターで、キャリブレーションマネージャーを開きます。
  4. キャリブレーション設定を選択し、 測定値の表示をクリックします。
  5. デフォルト測定値にリセット をクリックします。
  6. はいをクリック して、操作の確認をします。

モノクロプリンターの測定データをリセットする

モノクロプリンターの場合は、キャリブレーション設定が1つだけあります。

  1. Command WorkStationで、 サーバー、 > デバイスセンターを順にクリックします。
  2. 一般 ツール、続いて キャリブレーターをクリックします。
  3. キャリブレーターで、キャリブレーションマネージャーを開きます。
  4. キャリブレーション設定を選択し、 測定値の表示をクリックします。
  5. デフォルト測定値にリセット をクリックします。
  6. はいをクリック して、操作の確認をします。

デフォルト測定値へのリセットが役に立つ状況

場合によっては、デフォルトのキャリブレーション測定値に戻した方がよいことがあります。

その際には次の点に留意してください。

  • アフターサービスが実施された後。

    プリンターのカラー品質を向上させるためにサービス担当者が変更を加えた場合は、プリンターのカラーが、サービス実施前の前回のキャリブレーション時より、キャリブレーション設定の作成時の状態に近くなっている可能性があります。

  • 現在の測定値の品質が不確かな場合。

    新しくキャリブレーションを行った後でも、カラー品質がしだいに低下することがあります。そのような状況では、前回のキャリブレーション測定値が破損している可能性があります。たとえば、キャリブレーション計器に欠陥があったり、オペレーターの測定ミスをキャリブレーターが検出しなかったことなどが原因です。

元の測定値に戻すと、プリンターがキャリブレーション設定の作成時と完全に同じ動作をする場合にのみ、その作成時と正確に同じカラーが再現されます。再キャリブレーションの前に測定値をリセットする必要はありません。再キャリブレーション処理が反復的でないからです。前回までのキャリブレーションセッションは完全に無視されて、新しい測定データが取得されます。