Fiery Command WorkStation

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プリフライト

印刷前にプリフライト機能を使用してジョブを確認し、印刷エラーを低減して無駄なコストを削減することができます。プリフライト機能を使用すると、印刷時にエラーが発生しがちな項目を確認し、選択したプリンターで予想通りの印刷結果が得られるようにします。

プリフライトチェックを実行するには、次のいずれかが必要です。
  • Fiery Graphic Arts Package, Premium Edition(FS350 Pro以前)
  • Fiery Graphic Arts Pro Package(FS400 Pro)
  • Fiery Automation Package(FS400以降)
メモ: Preflightには、FieryシステムソフトウェアFS500 Pro以降の特定のオプションパッケージは必要ありません。

プリフライトでは、エラーだけではなく、セキュリティ設定、ページサイズ、色空間などジョブに関する情報のレポートも生成されます。

プリフライトのチェックは、Hot Folders、仮想プリンター、Command WorkStationで有効化できます。

メモ: 処理済みのジョブをプリフライト機能でチェックすることはできません。
プリフライトでは次のファイル形式がサポートされています。
Fieryサーバー サポートされているファイル形式
Windowsベース PostScript、PDF、EPS、PPML、Creo VPSおよびPDF/VT
埋め込み PostScript、PDF、EPS、Creo VPS
TIFFおよびPCLファイル形式はプリフライト機能でサポートされていません。

プリフライト機能では、次のカテゴリーのエラーをチェックできます。

  • フォント - 不明のフォントおよびCourierフォントの置換をチェックします。

  • スポットカラー - 不明のスポットカラーをチェックします不足しているスポットカラーは、Command WorkStationのスポットカラーで追加できます。

  • イメージ解像度 - 指定値未満のイメージの解像度をチェックします。

  • バリアブルデータ印刷リソース - 不明のバリアブルデータ印刷リソースをチェックします。チェックするレコード数を指定して、処理時間が長くなるのを防ぐことができます。

  • ヘアライン - 指定値未満のヘアライン幅をチェックします。

  • オーバープリント - オーバープリントをチェックします。

  • PostScript - PostScriptエラーをチェックします。

プリフライトの設定で、チェックするエラーのカテゴリとエラーのレポート方法を指定することができます。プリフライトの設定は、プリセットとして保存できます。これにより、特定のジョブのプリフライト設定をすばやく選択できます。

メモ: Fiery Preflight Proが利用可能な場合は、スプール済みまたは処理済みのPDFまたはPDF/VTジョブをCommand WorkStationで確認できます。その他のファイルの種類については、プリフライトを使用します。
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