カラーを調整する
色調再現(トーンリプロダクション)を最適化させた場合、通常、カラーに関する唯一の問題はカラーキャスト(画像のカラーのアンバランス)です。カラー設定は、カラーバランスと彩度全体に影響を与えます。
カラーを自動調整する
自動プリセットを適用して、カラーを自動調整できます。
「プリセット」メニューの「自動」をクリックします。
カラーを手動で調整する
プリセットを使用することなく、カラーを手動で調整することができます。
調整ペインのカラーセクションで以下のいずれかを設定します。
温度 - ブルー-イエローカラーバランスを設定します(Lab色空間のbチャンネル)。
ティント - レッド-グリーンカラーバランスを設定します(Lab色空間のaチャンネル)。
彩度 - 画像のすべてのカラーの彩度を増減します。
肌色の彩度 - 画像全体の彩度ではなく、画像の肌色の彩度のみを増減します。
ロック(彩度) - 彩度設定を増減すると、別の彩度設定の値も同じ分だけ調整されます。たとえば彩度が10で、肌色の彩度が20であり、ロックがオンになっている場合、彩度を15に上げると、肌色の彩度は25に増加します。
自動(カラーバランス) - 最適な外観となるよう、画像のカラーバランス(温度とティント)を自動的に補正します。
画像がすでに最適化されている場合、またはほぼ最適化されている場合には、違いが分からないかもしれません。自動をオンにした後でも、必要に応じてカラーバランス設定を微調整できます。