グレースケールレンダリングインテント
グレースケールレンダリングインテントオプションは、グレースケール入力データを出力色空間で使用可能な色域に変換する方法を指定できます。印刷されているグレーオブジェクトの種類に応じて、この変換を最適化することができます。
グレースケールのテキスト、グラフィックおよび画像の見え方を制御するには、適切なレンダリングインテントを選択します。Fieryサーバーでは、現在業界標準のICC プロファイルにある4つのレンダリングインテントから選択することができます。
レンダリングインテント |
用途 |
対応するICCレンダリングインテント |
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連続調 - 色域圧縮を実行する際に、画像のさまざまなカラー間の関係を保持します。 |
特に小さな色域プリンター空間への変換時の、高色域連続調画像に最適。通常、グレースケールの画像には必要ありません。 |
知覚 |
プレゼンテーション - 色域圧縮を実行するときに、色の彩度が向上します。 |
プレゼンテーション用のベクトルアートワークとグラフィックに最適。通常、グレースケールのソースレンダリングには使用されません。 |
彩度 |
相対カラーメトリック - 色域外圧縮を実行するときにのみ色域内カラーを保持し、色域外カラーを再マッピングします。ソースの白色点を対象の白色点にマッピング(「用紙シミュレーション」なし) |
正確なベクトルアートとロゴのカラーマッチングを実現します。グレースケールのソースレンダリングに最適です。 |
相対カラーメトリック |
絶対カラーメトリック - 色域外圧縮を実行するときにのみ、色域内カラーを保持し、色域外カラーを再マッピングします。ソースの白色点を対象白色点にマッピングされません(「用紙シミュレーション」)。 |
校正ジョブに最適。通常、グレースケールのソースレンダリングには使用されません。 |
絶対カラーメトリック |