測定データのリセット
特定のキャリブレーション設定の測定データを、デフォルトデータ(工場出荷時のデフォルトデータ、またはカスタムキャリブレーション設定の場合は初回測定データ)にリセットできます。このオプションは、現在の測定データがすでにデフォルトデータに設定されている場合は、使用できません。
カラープリンターの測定データをリセットする
カラープリンターには、複数のキャリブレーション設定が存在する場合があります。
- Command Workstationの「デバイスセンター」で、「一般」タブ > 「ツール」をクリックし、「キャリブレート」の下にある「管理」をクリックします。
- キャリブレーション設定を選択して、「測定値の表示」をクリックします。
- 「デフォルト測定値にリセット」をクリックします。
- 確認画面で「はい」をクリックします。
モノクロプリンターの測定データをリセットする
モノクロプリンターの場合、キャリブレーション設定は1つです。
- Command Workstationデバイスセンターの「一般」タブ > 「ツール」をクリックして、「キャリブレート」をクリックします。
- 「デフォルト測定値にリセット」をクリックします。
- 確認画面で「はい」をクリックします。
デフォルト測定値へのリセットが役に立つ状況
場合によっては、デフォルトのキャリブレーション測定値に戻した方がよいことがあります。
その際には次の点に留意してください。
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アフターサービスが実施された後。
プリンターのカラー品質を向上させるためにサービス担当者が変更を加えた場合は、プリンターのカラーが、サービス実施前の前回のキャリブレーション時より、キャリブレーション設定の作成時の状態に近くなっている可能性があります。
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現在の測定値の品質が不確かな場合。
新しくキャリブレーションを行った後でも、カラー品質がしだいに低下することがあります。そのような状況では、前回のキャリブレーション測定値が破損している可能性があります。たとえば、キャリブレーション計器に欠陥があったり、オペレーターの測定ミスをキャリブレーターが検出しなかったことなどが原因です。
元の測定値に戻すと、プリンターがキャリブレーション設定の作成時と完全に同じ動作をする場合にのみ、その作成時と正確に同じカラーが再現されます。再キャリブレーションの前に測定値をリセットする必要はありません。再キャリブレーション処理が反復的でないからです。前回までのキャリブレーションセッションは完全に無視されて、新しい測定データが取得されます。