Fiery Command WorkStation

Fiery XF 8.0

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測定デバイス設定

一部の測定デバイスでは、デバイス固有の設定を利用できます。適切な設定を選択することにより、信頼性の高いカラー測定が可能になります。

Command WorkStationでは、次の目的で測定デバイスが必要です。
  • Color Toolsの場合 - インク制限を定義するため
  • Verifierの場合 - カラーの一貫性を測定するため
  • Color Editorの場合 - 印刷されたスポットカラーを測定するため

測定条件は入射照明のUVコンテンツを定義します。測定デバイスによっては、ISO13655で定義されている測定条件M0、M1およびM2がサポートされています。ヨーロッパの場合、非UVのカラー値は通常、校正の目的で使用されます。

  • M0—入射照明のUVコンテンツは定義されていません。シングルパス測定および蛍光増白剤を使用していない用紙に対応しています。
  • M1—入射照明のUVコンテンツはD50と定義されています。デュアルパス測定およびあらゆる用紙に対応しています。ISO検証には、M1測定条件を使用します。
  • M2—UVコンテンツは無視されます。M2には、400 nm以下の波長の実際の放射力のない、420 nm–700 nmの波長範囲内の入射照明の分光分布が求められます。デュアルパス測定およびあらゆる用紙に対応しています。
測定デバイス コメント
  • ES-2000
  • ES-3000
  • X-Rite i1Pro 2
  • X-Rite i1Pro 3
  • X‐Rite i1Pro 3 Plus
  • X‐Rite i1iO3
  • X‐Rite i1iO3+
  • Konica Minolta MYIRO‐1
  • Konica Minolta FD‐9

Color Toolsの場合:プリンターで大量のピコリットルインク滴が出る場合、キャリブレーション図を解像度を低くした幅の広いパッチで作成します。幅の広いパッチによってパッチごとの測定が確実に行われるため、測定の精度が向上します。

  • ES 6000
  • X-Rite iSis
  • 自動化した測定
  • 分厚い素材や布地の測定には使用不可
  • Barbieri Spectro LFP
  • Barbieri Swing RT
  • X-Rite SpectroScan T

Color Toolsの場合:

  • 暗く、くすんだ色の素材には、測定デバイスを反射測定モードに設定します。
  • 透明また半透明の素材には、測定デバイスを透過測定モードに設定します。
  • 透明または半透明の素材に一般のホワイト線形化を作成することを推奨します。一般のホワイト線形化がニーズに合っていない場合は、Fieryサポートまでご連絡ください。