Fiery XF 8.0

ナビゲーションを表示/非表示前へ次へ共有印刷PDF

ジョブ認識プリセットの定義

1ビットファイル用のワークフローを作成する場合は、ジョブ認識プリセットを定義する必要があります。これは、1ビットファイルの命名規則に一致する文字列です。

1ビットファイルのワークフローの作成の詳細については、1ビットファイルのワークフローの作成を参照してください。

Fiery XFサーバーは、ジョブ認識プリセットで次の変数を認識します。

変数 説明
%j

ジョブ名を表します。

%c

1ビットファイルの色分解の名前を表します。

%f

「無視」を表します。

この変数は、Fiery XFサーバーに対し、一部のRIPソリューションが自動的にファイル名に追加する連番(ファイル名など)を無視するよう指示するために使われます。

数値を入力し、無視する文字数を定義します。たとえば、%4fは4文字を無視するようにFiery XFサーバーに指示します。

次の例は、1ビットファイルのサンプルグループに対してジョブ認識プリセットを定義する方法を表します。

1ビットファイル名 ジョブ認識プリセットの文字列 説明

01_fieryflyer_(cyan).tif

02_fieryflyer_(magenta).tif

03_fieryflyer_(yellow).tif

04_fieryflyer_(black).tif

%f_%j_(%c).tif

Fiery XFサーバーは、区切り線としてアンダースコア(_)を使用し、かつ括弧で囲まれた色分解を持つファイルを処理します。

Fiery XFサーバーは、ファイル名を右から左に向かって読み込み、最初のアンダースコア(_)の前にある文字列をすべて無視します。

メモ: デフォルトでは、Fiery XFサーバーはファイル拡張子を無視し、ファイル名を右から左に向かって分析します。ファイル名を左から右へ分析チェックボックスをオンにすると、ファイル名を左から右に向かって分析するようFiery XFサーバーに指示できます。

次の例は、Fiery XFサーバーがファイル名を左から右へ分析するよう設定されたジョブ認識プリセットです。

1ビットファイル名 ジョブ認識プリセットの文字列 説明

fieryflyer-(cyan)-00157.tif

fieryflyer-(magenta)-00158.tif

fieryflyer-(yellow)-00159.tif

fieryflyer-(black)-00160.tif

fieryflyer-(cyan)-01-00.tif

fieryflyer-(magenta)-02-00.tif

fieryflyer-(yellow)-03-00.tif

fieryflyer-(black)-04-00.tif

%j-(%c)-%5f.tif

Fiery XFサーバーは、区切り線としてダッシュ(-)を使用し、かつ括弧で囲まれた色分解を持つファイルを処理します。

Fiery XFサーバーは、ファイル名を左から右に向かって読み込み、2番目のダッシュ(-)の後にある文字列をすべて無視します。