Fiery Command WorkStation

Fiery XF 8.0

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L*a*b*スポットカラーのカラー精度を確認する

選択したプロファイルを使用してCommand WorkStationがL*a*b*スポットカラーをどれだけ正確に再現できるかを確認できます。色域チェックを実行すると、Color Editorには、各スポットカラーのdE値が表示されます。

色域は、プリンターが再現できる全範囲のカラーを示します。ジョブの処理中、色域以外のスポットカラーは、利用可能な色域にある最も近いカラーにマップされます。カラー偏差はdE値として表示されます。

Color Editorでは、dE 2000形式で測定された5.0のデフォルトのdE値が適用されます。これにより、この許容範囲内のスポットカラーが「色域の範囲内」として受け入れられ、色域がこの値分だけ効果的に広がります。dE許容値は、環境設定ダイアログボックスで変更できます。

  1. Color Editorで:1つ以上のL*a*b*スポットカラーを選択します。
  2. 下のツールバーで、色域チェックをクリックします。
  3. プリンターを選択します。
  4. 用紙を選択します。

    カスタム用紙を作成した場合は、ここでそれを選択できます。それ以外の場合は、デフォルトの用紙を使用します。

  5. 次へをクリックします。
  6. 完了をクリックします。

dE列には、スポットカラーを正確に再現できるかどうかが示されます。グリーンは「色域の範囲内」にあることを示します。レッドは「色域の範囲外」にあることを示します。スポットカラーのdEが、そのカラーの定義された許容制限範囲を超えながら、まだプリンターの色域の範囲からは出ていない可能性があることに注意してください。

スポットカラーが色域の範囲外にある場合は、dE値を減らすことができる可能性があります。次の方法を試してください。
  • プリンターと用紙の別の組み合わせに切り替えます。これにより、最良の結果が得られる組み合わせをすばやく見つけることができます。

  • スポットカラー最適化ファイルを作成します。

こちらのビデオを参照してください。