Fiery XF 7.2

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リモートサイトでカラーの一貫性を実現

リモートコンテナからジョブを印刷し、接続されているプリンターで印刷結果のカラー精度を確認することができます。リモートサイトでジョブの正確なカラーのコピーを生成するには、リモートコンテナーから測定データおよびカラー管理設定を使用するようにCommand WorkStationを設定する必要があります。

開始する前に:
  • 使用している測定デバイスと互換性のあるコントロールバーを選択していることを確認してください。

  • 測定デバイスをコンピューターに接続します。

オリジナルを作成したときに使用したプリンターモデルおよび用紙を使用すれば最も正確な結果が得られます。両方のプリンターを最適にキャリブレーションすれば、カラー精度をさらに向上させることができます。

Command WorkStationには、リモートコンテナーを処理するための基本設定がすでに設定されているワークフローテンプレート「Remote_In」があります。

カスタムワークフローを設定する場合は、次の設定を行ってください。

  1. Server Managerで:サイドバーでプリンターをクリックし、プリンターを選択します。プリンターのツリー表示で、ワークフローを選択します。ファイルタブのジョブ検出パネルを開きます。
  2. リモートジョブのインポートリモートジョブを選択します。

    この設定により、ジョブを読み込んだ時に、オリジナルに使用したシミュレーション(リファレンス)プロファイルを含むすべてのカラー管理の設定内容が自動的に読み込まれます。

  3. 検証タブで、コントロールバー1の検証パネルを展開します。パネルのヘッダーバーで、設定をアクティベートするチェックボックスをオンにします。
  4. キャラクタリゼーションデータから、測定ファイルを開くを選択します。

    これにより、リモートコンテナーのカラー値がリファレンスとして確実に使用されるようになります。リモートコンテナーが測定データ無しに作成された場合、代わりにシミュレーション(リファレンス)ファイルが使用されます。

  5. ターゲット許容範囲のプリセットから、カラー精度の許容偏差を定義します。

    ターゲット許容範囲は、リファレンスに対する印刷物のカラー精度を検証する際に許容する最大の誤差を定義します。

  6. Command WorkStationで:リモートコンテナーをインポートし、ジョブを印刷します。

    印刷後、ジョブは自動的にVerifierに送信されます。

  7. Job Centerで:ジョブを選択します。ツールバーで、Verifierをクリックします。
  8. Verifierで次の操作を行います。
    1. ジョブリスト/プレビュータブのジョブファイルをダブルクリックして、測定ファイルからL*a*b*値を表示します。
    2. 印刷されたコントロールバーを測定します。
    3. 結果をCommand WorkStationに送り返します。
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