測定データインポートのファイル形式
キャリブレーターにCMYKデータをインポートする場合、パッチページのStatus T濃度測定の指定に特定のファイル形式が使用されます。この形式には、数多くの要件があります。
ファイルはASCII形式である必要があります。
1行目は「#!EFI 3」であることが必要です。
1行目とデータとの間には、「type:1DST」の行が必要です。
データは、1行に5つの数値を含み、各数値が1文字以上のスペースで区切られている必要があります。数値の順序は、トナー/インクのパーセンテージ、シアン測定データ、マゼンタ測定データ、イエロー測定データ、ブラック測定データです。
パーセンテージは、小数で指定します。たとえば、50%の場合は0.5や0,5と指定します。
測定データは、-0.1~3.0(両端を含む)の範囲で指定します。
データの1行目には0%サンプルの測定データが、最後の行には100%サンプルの測定データが含まれている必要があります。その中間の行のパーセンテージは、昇順に並んでいることが必要です。
データは、最大256行まで指定できます。
コメントのある行は「#」で始め、その直後にスペースを入れます。コメントの行には、コメント以外のデータは挿入できません。
測定データは絶対値として扱われ、1行目の濃度値を残りのパッチから減算することによって、用紙内での相対値に調整されます。
例:
#!EFI 3
# EFI ColorWise 2.0 Data
type:1DST
# percent Cyan Magenta Yellow Black
0.000 0.0300 0.0400 0.0200 0.0400
0.003 0.0600 0.0700 0.0800 0.0700
0.011 0.1000 0.1000 0.1000 0.1000
(途中省略)
0.980 1.6700 1.3400 0.8900 1.6700
1.000 1.7200 1.4300 0.9300 1.7500