バックアップと復帰について
設定の一部をバックアップ/復帰することができます(Fieryサーバーがサポートしている場合)。
Fiery設定(Configureで選択されたすべての設定内容)
カラー設定(Color Editorで編集したプロファイル、ユーザー追加のプロファイル、スポットカラーおよび代替カラー)
プリフライトプリセット
スキャン設定(現在のスキャンテンプレートと設定)(Fieryサーバーがこの機能をサポートしている場合)
Command WorkStation設定(ユーザー作成のタブプリセット、ローカルジョブプリセット、Command WorkStation環境設定、面付けテンプレート)
メモ: 一部のFieryサーバーでは、Command WorkStation設定が使用できない場合があります。サポートされている場合は、このオプションはモニター、キーボード、マウスを接続したFieryサーバー上のCommand WorkStationでのみ使用できます。
FreeForm/バリアブルデータ印刷リソース(FreeFormマスター、およびPPMLリソースとリンクなどのVDPリソース)
Paper Catalog(トレイの関連付け以外のPaper Catalogで実行した設定)
仮想プリンター(サーバーのデフォルト設定を含む、すべてのユーザー作成の仮想プリンターと設定)
サーバープリセット
フォント(ユーザーインストールのフォント)
ジョブログ(一連の印刷済みジョブ)
メモ: バックアップファイルはFieryサーバーではなく、ネットワークサーバーに保存してください。Fiery Serverに保存すると、システムソフトウェアを再インストールした場合、バックアップファイルが削除されます。
バックアップ/復帰の際の重要な情報:
保存済みバックアップ/復帰設定は、ConfigureとCommand WorkStationのいずれにも使用できます。
Fieryサーバーを新しいシステムソフトウェア版にアップグレードする場合は、旧バージョンで作成したバックアップファイルを復帰させることができます。ただし、システムデフォルトに設定されている旧システムソフトウェアでは、新規設定が一部使用できない場合もあります。
バックアップ/復帰設定は、機種とバージョンが同一であれば、別のFieryサーバーに復帰できます。この場合、サーバー名、IPアドレス、ネットワーク設定等の設定は復帰されず、既存の設定が保持されます。これで、同じネットワーク上にある両方のFieryサーバーに問題が発生することが回避されます。