一般的な用紙属性
属性名はPaper Catalogメインウィンドウのカラム見出しに表示されます。その内容は、PPDまたはJDF設定のどちらを選択しているかによって異なります。
- %(再生紙率)
用紙に含まれる再生紙の比率をパーセントで入力します。
- コート(裏面)
用紙の裏面のコーティング種類を指定します。
- 裏カラープロファイル
用紙の裏面に適用されるデフォルトのカラープロファイルです。ジョブのプロパティで新しいカラープロファイルを指定すると、この属性は上書きされます。PPDとJDFのどちらの設定でも表示されます。
- 光沢値(裏面)
光を75度の角度で当てたときに、用紙裏面で反射する光の割合です。反射の割合の値が大きいと、光沢値が大きいことを示します。
- 明るさ
用紙のLight reflectance(光反射率)です。値は、0%(低反射率)~100%(高反射率)の範囲を指定できます。
- CIE Labカラー
機器非依存の用紙の色です。CIEのL*a*b*値でカラーを指定します。
- ティント(CIE)
用紙の中立、非飽和、非着色の度合いを示します。用紙のTint値は、CIEのxyz座標値を使用して指定します。(0, 0, 0)の座標値は、赤-緑軸で完全に中立であることを示します。
- 白色度(CIE)
可視スペクトラム全体で計測される、用紙による光の反射量を示します。反射量は、CIEのxyz座標値による値で指定します。(100, 100, 100)の座標値は、完全な白色を示します。
- カラー
用紙のカラーです。半透明の用紙を指定するには、「クリア」カラーオプションを選択してください。
- カスタムカラー名
用紙のカスタムカラーです。「カラー」メニューに目的のカラーが表示されない場合は、このフィールドにカスタムカラーの名前を入力します。
- 説明
ユーザーがこの用紙を購入先に注文する際に役立つわかりやすい情報です。たとえば、「Hammermill Color Copy 10246-7 8 1/2" x 11" 105 g/m2 Photo White Ultra Smooth」というような説明にします。
- 書類サイズ
書類サイズのPPD設定は、アプリケーションの「プリント設定(またはページ設定)」ダイアログボックスで指定されるページサイズです。類似のJDF設定として、サイズおよび給紙方向があります。
- コート(おもて面)
用紙のおもて面のコーティングの種類です。
- おもてカラープロファイル
用紙のおもて面に適用されるデフォルトのカラープロファイルです。ジョブのプロパティで新しいカラープロファイルを指定すると、この属性は上書きされます。PPDとJDFのどちらの設定でも表示されます。
- 光沢値(おもて面)
光を75度の角度で当てたときに、用紙おもて面で反射する光の割合です。反射の割合の値が大きいと、光沢値が大きいことを示します。
- 紙目方向
用紙の紙目の向きです。次のオプションから選択します。
縦目-「サイズ」で定義された用紙の短辺と平行な紙目の向きです。
横目-「サイズ」で定義された用紙の長辺と平行な紙目の向きです。
- 穴の種類
用紙のパンチ穴のパターンを表示します。
- 印刷可能面
画像を印刷する面を指定します。
- 用紙カラープロファイル
カラープロファイルのデフォルト値を、用紙のおもて面と裏面に個別に指定できます。ジョブのプロパティで新しいカラープロファイルを指定すると、この属性は上書きされます。「おもてカラープロファイル」または「裏カラープロファイル」でおもてと裏で異なるカラープロファイルを指定した場合、「Paper Catalog」ウィンドウの「用紙のカラープロファイル」の列には個々のプロファイルが表示されます。
- 用紙重量
使用する用紙の重量に関するPPD設定。平方メートルあたりのグラム単位(g/m2)またはポンド(パウンド)の測定単位で表されます。類似のJDF設定は重量です。
- 名前
トレイにセットする用紙を説明するための、カタログエントリーの識別名です(たとえば、11" x 17" Hammermill 105 g/mなど)。適切な名前をこのフィールドに入力します。
- 不透明度レベル%
用紙の透明度をパーセントで指定します。完全に透明であれば0%、完全に不透明であれば100%を指定します。
- 用紙のカラー
使用する用紙のカラーに関するPPD設定。用紙のカラーに関するJDF設定としては「カラー」と「カスタムカラー名」があります。
- 用紙のタイプ
このPPD設定には、「タイプ」、「種類詳細」、「テクスチャ」設定など、JDFのカテゴリーに類似したカテゴリーが含まれています。
- 印刷済み
このチェックボックスを選択した場合、用紙には印刷済みの内容が含まれていることを示します(たとえば、印刷済みのレターヘッドがある便箋など)。このチェックボックスを選択しない場合は、用紙は印刷済みでないことを示します。
- 印刷テクノロジー
使用できる印刷テクノロジーを選択してください。
- 製品ID
製品番号、アイテムコード、商品コードなど、使用される用紙に関する識別子であり、印刷業者によって手動で、またはManagement Information System(MIS)によって定義されます。
- パンチ穴の有無
可能なパンチ穴の組み合わせに関するPPD設定。類似のJDF設定は穴の種類です。
- セット数
グループ化された用紙セットの枚数を定義します。たとえば、5枚のプリカットタブを持つタブストックには、セット数は「5」になります。
- サイズ
用紙の高さと幅を指定します。サイズを選択したり、カスタム用紙サイズをインチ、ミリメートル、またはポイント単位で入力したりできます。
用紙サイズオプションの詳細については、取扱説明書の『『印刷ガイド』』を参照してください。