Eye-Oneでキャリブレーションを実行する
Eye-One分光測色計を使用すると、印刷されたカラーパッチを測定して自動的に測定値をFieryサーバーにダウンロードできます。
- 「デバイスセンター」で「一般」、「ツール」、「キャリブレート」の順にクリックします。
- Calibratorの「測定方法を選択」で、Eye-Oneを選択します。
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「プリント設定を確認」で、関連付けられた名前またはプリント設定によってキャリブレーションセットを選択します。
メモ: 「プリント設定を確認」に複数のキャリブレーションセットがある場合は、最もよく使う出力プロファイルに関連付けられているキャリブレーションセットを選択します。
- 「測定ページを生成」の「印刷」をクリックします。
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測定機器にとって適切なオプションを選択し、「印刷」をクリックして測定ページを印刷します。
ソート済みパッチは、色相および彩度のレベル順でページ上に印刷されます。ランダムパッチは、ランダムな順序で印刷されます。ランダムパッチは、ページの各領域で濃さが異なる場合の補正に役立ちます。
- 「測定値の取得」の「測定」をクリックし、印刷された測定ページに適合するオプションを選択します。
- 「測定」をクリックします。
- Eye-Oneをキャリブレーションドックに配置します。
白色点キャリブレーションは、分光測色計のキャリブレーションや、時間経過に伴う測定値の変動の補正に使用します。サンプルアパーチュアがキャリブレーションドックの白色タイルに完全に接触するよう注意してください。キャリブレーションドックに正しく配置しなければ、分光測色計は正確な測定を行うことができません。
- 「OK」をクリックし、(「測定」ダイアログボックスの「状況」フィールドに表示される)ストリップ測定の手順に従います。
- さらに正確な測定結果を得るには、測定ページの下に白い紙を数枚敷くか、使用可能な場合は、下地板を当てます。シートを余分に置くことによって、測定器が下のカラーを読み込むのを防ぐことができます。
- ストリップが水平で、スキャン方向が左から右になるように、測定ページの方向を調整します(スキャン方向は、各ストリップの端に矢印で示されています)。
- Eye-Oneをスキャン方向に対して垂直に保持し、センサーの先端を指定した色の開始地点にある白いスペースに配置します。
- Eye-Oneのボタンを押し、ビープ音が鳴るか、ダイアログボックスの背景色が緑から白に変わるまでボタンを押し続けます。
メモ: Windows搭載コンピューターでビープ音を鳴らすには、サウンドカードとスピーカーを取り付ける必要があります。ビープ音が聞こえるようにコンピューターの音量を上げる必要もあります。
- ビープ音が聞こえるか、ダイアログボックスの背景色が変わったら、ゆっくりと一定の速さでEye-Oneをストリップの上でスライドさせます。1つのストリップの端から端までスライドするのに約5秒かけます。
- ストリップ内の全パッチを測定し、ストリップの端の白い部分まで来たら、ボタンから指を離します。
ストリップの測定が正しく行われると、ダイアログボックスの背景色が緑に変わり、クロスヘアが次の色に移動します。ストリップが正しく測定されなかった場合、ダイアログボックスの背景色が赤に変わり、再試行を促すメッセージが表示されます。
- 画面に表示した順番で、すべてのストリップに同じ手順を繰り返します。
- すべてのパッチの読み取りが正常に完了したら、「承認」をクリックします。
- 測定データをFieryサーバーに適用するには、「適用」をクリックします。
- 「OK」をクリックしてキャリブレーション処理を終了します。
親トピック: キャリブレーション(システム10以前)