Fiery Command WorkStation

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Command WorkStation環境設定を設定する

Command WorkStation全体を対象とした環境設定を指定できます。たとえば、アニメーショングラフィックなどのアプリケーション設定を制御したり、一時フォルダーへのパスを定義したりできます。

  1. 「環境設定」ダイアログボックスを開くには、以下のいずれかの操作を行います。
    • Windowsコンピューターの場合は、「編集」 > 「環境設定」をクリックします。

    • Mac OSコンピューターの場合は、「Command Workstation」 > 「環境設定」をクリックします。

  2. 以下の環境設定を指定します。
    • 前回接続したサーバーに自動接続 - パスワードを保存しているユーザーに対してのみ適用されます。これを選択すると、Command WorkStationは、以前接続した各Fieryサーバーに自動的に接続します。

    • アップデートを自動確認 - Fiery Software Managerを開き、最新バージョンのCommand WorkStationソフトウェアとFieryアプリケーションをオンラインで確認します。
    • キューブ回転を使用する - 変更中にキューブ回転を表示します。

    • アニメーションを使用 - 指定したFieryサーバーの処理および印刷バーにアニメーショングラフィックを表示します。

    • ツールヒントを使用 - Command WorkStationのボタンおよびオプションの説明をポップアップテキストで表示します。このオプションを選択すると、マウスのポインタをボタンまたはオプションのグラフィックに合わせると、説明が表示されます。

    • モニタープロファイル - モニタープロファイルを設定するオペレーティングシステムが表示するか、プライマリモニターのモニタープロファイルを選択できるようにします。モニタープロファイルは、Color Editorや用紙シミュレーションに使用します。インストール中に選択されたプロファイルはデフォルトです。「参照」をクリックして、新しいモニタープロファイルの場所を選択し、インポートします。

    • 一時パス - 編集したジョブや変更したジョブのコピーをCommand WorkStationが一時的に保存するフォルダーを指定します。一時パスを変更するには、「参照」をクリックしてフォルダーを指定します。

    • PSをPDFに変換 - Impose/ComposeおよびQuick Doc Mergeに使用するファイルをPDFに変換する際のデフォルトのAdobe PDF設定を指定します。「サーバー変換を使用(サポートされている場合)」を選択すると、Fieryサーバーは、ユーザーのコンピューター上ではなく、サーバー上でファイル変換を行います。また、使用するPDF設定を選択することもできます。「選択joboptionsファイルを使用」を選択すると、ユーザー独自のプロファイルを参照およびアップロードできます。何も選択していない場合、Fieryサーバーは独自のデフォルトプロファイルを使用します。

      多くの場合、サーバー変換は、ファイルをクライアントコンピューターにダウンロードして変換して後でそのファイルをFieryサーバーに再アップロードするよりも高速です。ただし、このオプションは以下のような場合はお勧めできません。

      • 変換に必要なライセンス取得済みフォントが、ユーザーのコンピューターにのみインストールされている。
      • より新しいバージョンのAdobe Acrobatが入手可能な場合、変換は新しいAcrobat機能をサポートするために新しいバージョンを使用して行う必要がある。
      • ユーザーは、Fieryサーバーリソースがファイル変換のためではなく、処理のためだけに割り当てられることを求めている。
      • ユーザーが接続しているのが以前のバージョンのFieryサーバーであり、サーバー側での変換をサポートしていない。
    • 面付けテンプレートパス - Command WorkStationで使用する面付けテンプレートのフォルダーを指定します。テンプレートフォルダーのパスを変更するには、「参照」をクリックしてフォルダーを指定します。

    • 拡大縮小 - 面付けジョブで使用するデフォルトの拡大縮小単位を指定します。「用紙サイズにあわせる」または「100%」のいずれかを選択します。

    • 仕上がりサイズ - クロップボックスに合わせた面付けジョブ用のデフォルト仕上がりサイズあるいはユーザー定義値を指定します。「クロップボックスに合わせる」設定がデフォルトであり、この設定はPDFクロップボックスに依存します。「ユーザー定義」設定により、トリムボックス設定が書類内に存在すれば、Fiery Imposeがトリムボックス設定を検知しデフォルト仕上がりサイズとして使用できます。

    • アプリケーション言語 - Command WorkStationで表示する言語を選択できます。デフォルトでは、Command WorkStationは、ローカルのオペレーティングシステム言語(言語がサポートされている場合)を使用します。言語がサポートされていない場合、Command WorkStationは英語、またはソフトウェアのインストール時に選択された言語(Windowsのみ)を使用します。

    • 単位 - 「ジョブのプロパティ」ダイアログボックスやCommand WorkStationウィンドウに入力するページサイズやカスタムサイズなど属性の表示に使用する測定単位を指定します。ここで設定を変更しても、あらかじめ定義されたページサイズの数値は変更されません。

      メモ: Imposeがインストールされ、有効になっている場合、「単位」設定は面付けウィンドウで手動で入力する値にも適用されます。
    • キャッシュ環境設定 - 「キャッシュを使用」を選択すると、Command WorkStationはサムネイルなどの情報をローカルに保存して、ジョブをすばやく画面に表示できます。キャッシュ情報を保存するフォルダーを指定します。「フォルダー変更」をクリックして、新しいパスの場所を参照します。「キャッシュの初期化」をクリックして、指定フォルダーから保存されたデータを削除します。スライドメニューを使用して、キャッシュに割り当てる最大ディスク空き容量を指定します。

  3. 次のいずれかの操作を行います。
    • 「リセット」をクリックするとデフォルト値に戻ります(デフォルト値はFieryサーバーによって異なります)。

    • 「OK」をクリックして、「環境設定」ダイアログボックスを閉じます。

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