Calibrator

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G7+キャリブレーションワークフロー

G7+キャリブレーションは、Fieryサーバーのキャリブレーションとプロファイル測定パッチの印刷の間に実行されます。

G7+キャリブレーションは、Fieryサーバーのキャリブレーションに加えて適用されます。G7+キャリブレーション処理を開始すると、P2P75+ターゲットのパッチレイアウトを選択し、それを測定して結果を確認してから、必要に応じて設定の調整を行います。

G7+仕様では、異なるプリンターでも共通してニュートラルな見た目の出力を実現して使用できる標準的なグレースケール曲線が定義されています。G7+キャリブレーションは、P2P75+ターゲットの測定データを使用して、プリンターのカラー出力をG7仕様に調整します。Fiery Color Profiler SuiteはG7キャリブレーションに使用されるP2P75+ターゲットの印刷と測定をサポートします。インライン測定器などの対応する測定器で測定することができます。この場合、ユーザーが操作することなく処理を自動化できます。

  1. パッチレイアウトウィンドウで、G7+パッチセットリストからP2P75+を選択します。
  2. 印刷をクリックしてパッチページを測定します。
  3. G7+グレーバランスの測定結果を確認します。

    これはG7+キャリブレーションの実行であるため、結果が不合格になることが予想されます。このターゲットの測定結果がG7+キャリブレーションに必要なNPDC曲線の計算に使用されます。

    NPDC(Neutral Print Density Curve)は、CMY(コンポジット)とK(ブラック)に分かれて表示されます。グレーバランスは、a*b*としてプロットされます。この表では緑色で表示する場合、加重平均を1.5未満にする必要があります。緑色で表示するには加重最大値を3未満にする必要があります。

  4. 補正オプションをクリックして補正曲線を表示し、補正曲線の形成に適用される高度なオプションを表示します。 デフォルトのまま使用するか、変更します。
  5. OKをクリックして、NPDC曲線を適用したP2P75+パッチページをもう一度印刷します。
  6. パッチページを測定し、G7+の結果を表示します。
  7. G7+の結果が合格である(すべての結果が緑で表示)場合は、次へをクリックします。結果が失敗である(一部の結果が赤でハイライト表示)場合は、反復をクリックして処理を繰り返します。反復を繰り返しても、より良い結果にはなりません。最大で4回の反復を実行できます。