キャリブレーションターゲットを編集する
特定のキャリブレーション設定に関連付けられているキャリブレーションターゲットの最大濃度(D-Max値)は、キャリブレーション設定の作成時に編集できます。インク/トナー(C、M、Y、K)ごとに新しい値を入力するか、ファイルからキャリブレーションターゲットをインポートできます。
メモ: テストやデモでは、ファイルから測定値をロードするのが最も便利です。それ以外の場合は、一般的には推奨されません。最良の結果は、すべてのキャリブレーション作成手順で必要な測定ページを単一セッションで印刷して測定する場合に得られます。
次の点に留意してください。
- 測定ファイルが保存されたため、プリンターの応答が変化する場合があります。
- 測定ファイルには、測定ページの印刷方法に関する情報は含まれていません。デフォルトのジョブのプロパティを想定しています。
- Calibratorのバージョンによっては、ファイルから測定値をインポートするオプションがCalibratorウィンドウまたは測定器リストに表示されます。
- キャリブレーション設定が作成されると、ジョブのプロパティウィンドウが開き、測定サンプルの印刷方法を指定できます。
編集されたターゲットデータは、現在の測定データを適用する際に、このキャリブレーション設定に現在関連付けられているターゲットデータを上書きします。
このFieryサーバーで使用する既存のプロファイルとキャリブレーションターゲットが別のFieryサーバーにある場合は、ファイルからターゲットデータをインポートします。ただし、最良の結果を得るには、このFieryサーバーおよびそのプリンター専用に作成したプロファイルとキャリブレーションデータを使用します。
最大濃度値は編集できますが、編集の際は注意が必要です。キャリブレーションターゲットはキャリブレーションの理想的な値を表しており、不必要に変更しないでください。
- 新しいキャリブレーション設定のキャリブレーションページを正常に測定できたら、測定値の表示をクリックします。
- 次のいずれかの操作を行います。
ターゲットにD-Max値の新しい値を入力します。
ターゲットインポートをクリックし、ファイルの場所を参照してファイルを選択し、開くをクリックします。
単調な測定値を含んだファイルのみ、インポートされたターゲットとして許容されます。
- キャリブレーション設定の作成を続行します。