Fiery Device Linkerでは、デバイスリンクプロファイルを使用して、カラー出力を業界基準に一致させることができます。また、Fiery Device Linkerでは、2～4つのプロファイルを使用してデバイスリンクプロファイルを作成することもできます。さらに、実際のカラー出力を反復測定してスポットカラー定義を最適化することもできます。

Fiery Device Linkerには次のオプションが用意されています。

• 前回最適化されたデバイスリンクプロファイルを編集) - Fiery搭載プリンターの出力を業界基準（PSO Coatedなど）と一致させます。Fiery Device Linkerでは、CMYKソースプロファイルのほか、Fiery server上の出力プロファイルを出力先プロファイルとして使用して、デバイスリンクプロファイルを作成します。作成対象のデバイスリンクプロファイルで変換されたカラーサンプルパッチの測定値を使用して、Fiery Device Linkerでは、デバイスリンクプロファイルを最適化して業界プレス基準のカラー外観にさらに一致させることができます。印刷したカラーパッチの結果を測定し、デバイスリンクプロファイルの微調整を繰り返すことで、外観の一致を最適化できます。Fiery Device Linkerでは、プロファイルをFiery serverにインストールします。

• スポットカラーを最適化する - Fiery server上のスポットカラー定義を最適化します。Fiery Device Linkerは、Fiery serverに存在するスポットカラー定義を読み込みます。印刷したカラー出力の測定値を使用することで、Fiery Device Linkerではスポットカラー定義を最適化できます。さらにカラー測定を繰り返せば、最適化を微調整できます。

• カスタムデバイスリンクを作成 - 指定したソースおよび出力先プロファイルからデバイスリンクプロファイルを作成します。または、中間プロファイルを1つまたは2つ含めることもできます。結果のプロファイルを保存することも、Fiery serverにインストールすることもできます。