Fiery Color Profiler Suite

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Express Profilerの環境設定を行う

「高速プロファイル」タブでは、キャリブレーションページやプロファイリング測定ページをExpress Profilerでどのように印刷するかを設定できます。プロファイリング前にこれらの設定を行っておくと、プロファイルを作成するたびにその設定を選択せずに済みます。

  1. Color Profiler Suiteで、「編集」 > 「環境設定」をクリックします。
  2. 「高速プロファイル」タブで、設定を選択します。
  3. 「計器」リストで、測定器をクリックします。

    測定器に合わせて特定の設定を行う場合は、「設定」をクリックします。

  4. 「パッチレイアウト」リストで、パッチレイアウトをクリックします。

    一般的なパッチレイアウトの一部はICC標準ターゲットに基づいています。

    • 「46」 - 携帯計器を用いた高速のプロファイル作成法です。このレイアウトでは、補足的なデータを数学的に計算することで生成プロファイルの品質が保たれます。

    • 「234」 - 処理速度が速く、スムーズなカラー出力を実現するほとんどのプリンターで高品質な結果が得られます。

    • 「928」 - ほとんどのプリンターで高品質な結果が得られます。プリンターのカラー出力に不安がある場合は、高品質な出力を確保するために928パッチレイアウトを使用してください。

    • 「1485」または「1485ランダム」 - European Color Initiativeで規定されたプロファイルであり、2種類のIT8ターゲットが組み込まれています。ランダムレイアウトは、ページ全体のカラーのばらつきを減らすのに役立ちます。

    • 「1617」または「1617ランダム」 - 928パッチレイアウトと似ていますが、より多くのデータが提供されます。ランダムレイアウトは、ページ全体のカラーのばらつきを減らすのに役立ちます。

    • 「4028」 - EFIの工場出荷時提供プロファイルと同等の最大の色精度が提供されます。

  5. 「キャリブレーションパッチレイアウト」リストで、パッチレイアウトをクリックします。

    パッチの数が多いほど、生成される測定データが増え、より適切な結果が得られる可能性があります。ただし、パッチ数が多いほど測定時間が長くなります。

    「ソート済み」パッチは、色相および彩度のレベル順にページに印刷されます。「ランダム」パッチは、印刷したページの各領域にある濃度のムラを補正するのに役立つように、ランダムな順序でページに印刷されます。

  6. 「用紙サイズ」リストで用紙サイズをクリックするか、「カスタム」をクリックしてカスタムページサイズを設定します。
  7. キャリブレーションページの印刷前にウォームアップページを印刷する場合は、「ウォームアップ用ページ数」を指定します。

    通常、ウォームアップされたプリンターのほうが一貫性が高くなります。プリンターがアイドル状態になっている場合は、5~10枚のウォームアップページを印刷します

  8. 新しいプロファイルを「最大GCR」設定で保存する場合は、「最大GCR」を選択します。

    「最大GCR」は、プロファイルのGCR(グレー成分置換)を最大化するように分解(ブラックコントロール)設定を自動設定します。これは、印刷のグレーバランスの改善、業界の色標準との整合性向上の実現、出力色域の最大化に役立ちます。

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