証明書を管理する
Secure Sockets Layer(SSL)は、情報を暗号化し、認証方法を提供することによってFieryサーバーを保護する技術です。
SSL証明書には公開鍵と秘密鍵があります。公開鍵で情報を暗号化し、秘密鍵で暗号化を解除します。秘密鍵は1024~2048ビットで、印刷可能な文字をすべて含むことができます。最大サイズは16KBです。
証明書には、信用証明書と非信用証明書があります。信用証明書は証明書ファイルのみで、秘密鍵がありません。ユーザーは証明書の追加および削除ができますが、現在サービスに割り当てられている証明書を削除することはできません。
証明書または秘密鍵を追加する
SSL証明書または秘密鍵を追加する際には、その場所を指定します。
- 証明書についての情報を表示するには、証明書名の上にマウスカーソルを置き、目のアイコンをクリックします。証明書を削除するには、ゴミ箱のアイコンをクリックします。
- Configureで、 を選択します。
- 「追加」をクリックします。
- 「参照」をクリックし、ファイルを選択してから「追加」をクリックします。
FieryサーバーのWebサーバー部分に証明書を割り当てる
Webサーバーで使用する証明書の割り当てまたは再割り当てを行うことができます。
- Configureで、 を選択します。
- 「自己署名入り証明書作成」をクリックします。
- 証明書情報を指定し、保存します。
- Webサーバーで使用する証明書を変更するには、証明書を選択して「証明書変更」をクリックし、証明書または秘密鍵の場所を指定します。
割り当てた証明書を削除する
割り当てた証明書を削除できます。
- Configureで、 を選択します。
- 削除する証明書の上にカーソルを置きます。削除アイコン(ゴミ箱)が表示されます。
- 「削除」アイコンをクリックします。