バージョン操作
ジョブは、異なるバージョンとしてFiery serverに送信できます。バージョンはFiery serverで1つのジョブから作成することもできます。Version Editorを使用して、ジョブのバージョンを作成できます。プレスオペレーターは、各バージョンを個別のジョブとして識別し取り扱います。
ジョブが処理および印刷された後に、同じジョブの異なるバージョンで同じ仕上げ方法を使用することができます。この種の前処理ワークフローでは、プリプレスオペレーターは各ファイルに存在する異なるバージョンを識別し、各バージョンのチケットが正しく発行されるようにして、それらのバージョンを異なるジョブとしてジョブ一覧に表示する必要があります。
ジョブのバージョンを作成するには、まずレイヤーまたはスポットカラーを組み込んだファイルが必要です。レイヤーまたはスポットカラーにダイを含むことができます。レイヤーまたはスポットカラーからダイを追加することができます。
ファイルが包装紙やラベルなどのフラットな印刷物の場合は、バージョンを保存する前に面付けを行っておく必要があります。そうすれば、ステップアンドリピート方式のレイアウトをバージョン操作のために開いたときに、印刷準備ができています。