製本メーカーの面付け
Booklet Makerは、より高度な面付け用のプログラムを使用することなく、複数ページの印刷ジョブを製本として印刷できる面付け機能です。
面付けでは、1枚のシートに複数のページを割り付けて印刷処理をします。面付けされたシートを折り合わせると、ページが実際に読み進められる順序に並びます。
Booklet Makerは、2-up面付けを行うように設計されています。この方式では、書類の4つのページが両面印刷用の1枚のシートに割り付けられ、書類の2つのページが1枚のシートのおもてと裏にそれぞれ印刷されます。ほぼすべてのアプリケーションで製本用の面付け設定を行うことができます。
ページが面付けされる順序は、選択したとじ方法によって決まります。
Booklet Makerは、プリンタードライバーまたはCommand WorkStationの「ジョブのプロパティ」からアクセスできます。Booklet Makerは、次の2とおりの方法で操作できます。
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Booklet Makerウィザードを使用 - 初めて使用するユーザーや初級ユーザーにお勧めの方法です。
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製本メーカーのメインペインで設定項目を指定 - 経験のあるユーザーや上級ユーザーにお勧めの方法です。
メモ: プリンタードライバーからBooklet Makerにアクセスしたことがある場合、1-up無線とじでの用紙種類の混合はプリンタードライバーではサポートされていないので注意してください。この機能を使用するには、ジョブをCommand WorkStationの待機キューに送信する必要があります。
この『ヘルプ』では、2-up面付けのレイアウトについて説明します。プリンターに無線とじフィニッシャーなどの製本用フィニッシャー機能が備わっている場合、追加のオプションについては取扱説明書の『印刷ガイド』を参照してください。